どんなに素晴らしい英語教材でも、現在の自分の力に合っていなければ
意味がありません。
どんな高価でオシャレな洋服も、
自分のサイズに合っていないと見苦しいように、
まずは自分自身を知ることが大切です。
自分の実力以上の教材ですと、その内容を理解するために、
他の教材で自分の足りない部分を補足しなければなりません。
また、自分の実力より低い教材ですと、得るものが少なく、
飽きてしまいます。自分は出来るという自己満足に終わってしまいます。
どちらにせよ、挫折の原因になりますので、
教材のレベルが自分のレベルに合っているかを
正しく判断することが求められます。
判断の際、どの教材でも対象となるレベルが、
英検の級やTOEICのスコアで示されているので、
それを参考に決めるといいでしょう。
ただ、注意して頂きたいのは、教材販売会社も商売なので、
対象レベルを広く記載している可能性はあります。
実際は、英検準1級レベルでないと難しいと思われる教材が、
英検2級以上対象と書かれている可能性はあります。
その点は、ご注意下さい。
また、多くの日本人学習者の場合、「読み書き」の能力と「聴く話す」の
能力が大きく乖離している可能性があります。
具体的には、読み書きは、英検準1級レベルなのに、
リスニング力は英検3級程度というタイプです。
そうなると、リスニングやスピーキング教材を購入する際、
プライドを捨てて、英検3級程度の「初級コース」を選べるかも
重要な要素になってきます。
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