分野別!英語本オススメ書籍

英会話の習得から英語関連の資格試験受験者まで、英語力全般の向上を目指す全ての方にお勧め英語の学習本(書籍)を紹介します。

現在の売れ筋商品からの選択もありますが、定評の高い人気のシリーズからのチョイスが多めです。次のようなジャンルごとに分けて、口コミやコメント付きで紹介しています。

・スピーキング
・英文法
・リーディング
・リスニング

これらのジャンルから、1ジャンル3冊を目安に紹介しています。

それぞれの書籍に関して、amazonのボタンを押すと、カスタマーレビューも読めるので、参考になります。

1. スピーキング(瞬間英作文、音読、フレーズ集)のオススメ

スピークングのオススメの書籍を3冊ほど紹介します。

スピーキングの分野を次の3つに分けました。それぞれ、代表的な人気書籍を紹介します。

・瞬間英作文系
☞ 森沢洋介氏の「瞬間英作文」シリーズに代表されるように、文法項目で分類して、短文をひたするトレーニングするもの

・音読系
☞ 國弘正雄氏の提唱する「只管朗読」を切り口に、ある程度のまとまった英文を朗読することで、英語力を鍛えるもの

・フレーズ集系
☞ 通勤、通学、デート、アフターファイブなどシーン別で使える表現をインプットすることで、すぐに使える表現の習得を目指すもの

1-1 どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

中学レベルの短文を大量に繰り返し、使える英語を習得を目指す人気のトレーニング本

「英語上達完全マップ」(ベレ出版)の著者としても知られる森沢洋介氏による「瞬間英作文」シリーズは、人気のロングセラーで知名度抜群です。中学レベルの短文を繰り返してトレーニングをすることで、スピーキングの瞬発力を鍛えます。

市橋敬三氏による「必ずものになる 話すための英文法」シリーズとよく比較されます。どちらも話すためのトレーニングを重視して、人気を二分しています。「必ずものになる 話すための英文法」の方が、例文が若干ビジネス英語寄りです。

1-2 英会話・ぜったい音読 入門編

音読ブームの火付け役となり、発売以来40万人以上の読者を獲得した人気のシリーズ

英語の基礎回路を作る本として音読関係の本では、絶大な人気を誇るシリーズで、入門編、標準編、挑戦編などがあります。

只管朗読(しかんろうどく)を提唱する同時通訳の神様・國弘正雄氏も名を連ねることもあり、「音読」分野の象徴的なテキストとして有名です。
また、千田潤一氏も、「英語はスキル。勉強ではなく、トレーニング!」というコンセプトのもと英語難民の救済を実践で有名です。中学の教科書レベルの英文をひたすら音読するだけの教材なので、単調に感じる方が多く、そこが挫折の原因にもなりえます。
千田先生の調査によると、「中学2年までの教科書に出てきた単語で、TOEICの単語の約80%がカバーされている」とのことです。CDも付属していますので、「聴く・話す・読む・書く」の4機能をフル活用して、「英語体質」を作り上げることができます。
1日30分でもいいので、毎日3ヶ月継続すれば、話す力が大幅につくと思います。しかし、その3ヶ月を飽きずに続けるのが一番難しいです。

参考:同時通訳の神様!國弘正雄とは?

 

英語の同時通訳の草分け的な存在。
アポロ11号の月面着陸を伝えるテレビ
中継番組における同時通訳(1969年)
などで有名になり、「同時通訳の神様」
「日本のライシャワー」その他の異名
をとった。

参考書籍國弘流を知るには?

「英語の話しかた」は、歴史的な名著です。

私も初めてこの本を読んだ時、同時通訳の神様とまで言われる人物がここまで単純な学習法を推奨するのかと驚きました。日本の英語学習法を大きく変えた名著です。

参考:千田潤一とは?

1948年岩手県生れ。

福島大学経済学部卒業後、タイム、
AIU、TOEIC®テストを普及する国際
コミュニケーションズを経て、現在
英語教育コンサルティング会社(株)
アイ・シー・シー代表取締役。

英語トレーニング法指導の第一人者。

2000年より那須高原で、「英語難民
救済センター」を主宰してきた。

1-3 リアルな日常表現2900 英会話フレーズブック

「この表現、使ってみたい!」と思うリアルな日常に役立つフレーズ集

仕事・遊び・恋愛などリアルな日常で役立つフレーズが満載の1冊です。付属のCDもあるので、耳から学ぶのもいいでしょう。そこそこ英語を勉強してきた実力者でも「へえ〜、そう言うんだ!」と目から鱗の表現がたくさん見つかるでしょう。

瞬間英作文系より学んでいて単調になりにくいのもメリットです。高校生以上の英語力がある方は、この本を使い込んでから、瞬間英作文系や音読系の書籍に移行するもにいいと個人的に思っています。

2. 英文法のオススメ

文法書のオススメは次の3冊です。どれも定評のある1冊です。網羅性の高い順に紹介します。

もちろん、どの本も分厚いので分量があって、すべてを読み込むのは不可能ですが、TOEICで高得点や高いレベルで英語力の養成を目指す方は、3冊とも手元にあって間違いのない本です。

2-1 実践ロイヤル英文法

“堅苦しい”という従来の英文法書のイメージを覆した画期的な名著!

従来の英文法書と言うと、「これいつ使うの?」と思うような堅苦しい例文と難解な解説で、一部の英文法マニアのためにものでした。しかし、実践ロイヤル英文法の登場は、現代の生きた用例と目から鱗の解説で衝撃を与えました。分厚い英文法書は、受験や実践英語に役立たないという世間の認識を一変させた一冊です。読んで楽しめる文法書です。

もちろん、文法項目をユニークな視点から解説した良書も従来からありましたが、ここまで網羅性の高い英文法書は類を見ません。

2-2 総合英語 Evergreen

大学受験の英語に必要な英文法をすべてカバーした良書「Forest」の後継の参考書!

高校1年生でも理解できそうな平易な説明で、大学受験レベルの英文法の習得が可能な良書です。実践ロイヤル英文法という良書もありますが、やはり高校生1年生が理解するのは難しいです。私の高校時代にも「こんな参考書があったら!」と思わせる参考書です。社会人の英語のやり直しにも使い勝手が良さそうです。

英文法の頻出単元の強化や予備校や学校の授業での辞書がわりに使えるオールラウンドな1冊で、コストパフォーマンス抜群です。それなりに英文法を理解している大学生や社会人も英語を学習する人なら手元に置いておいて損のない良書です。

2-3 一億人の英文法

分厚いながら一気読みしたくなる「英語を話す」ための文法書で“知識”でなく“ネイティブの感覚”を掴む!

「細かな文法規則を暗記しても、英語というシステム全体をつかむことはできない」という著者の大西泰斗氏らしい1冊です。自分の中に、シンプルながら太い英語の幹を育てることができます。

感覚に頼るのは苦手な人もいるので、人によって好き嫌いがはっきりと分かれる参考書ですが、読んだことがなければ、1度は目を通すことをオススメします。

3. リーディングのオススメ

リーディングに関しては、受験参考書でいいものがあります。英文法の書籍と違って、「これが一押し!」と言い切れるのはありません。ですが、一方で、ある程度、定評のある本を使えば、それなりの実力がつくと思います。

「どの本がいいのか?」

そう迷っている時間があれば、定評のある1冊をさっさと仕上げて、あとは、多読するのが一番の近道です。

ですので、いちばんオススメしたいのは、「1-3 英語多読 すべての悩みは量が解決する!」です。

多読の方法論が、秀逸の一冊です。

3-3 ENGLISH PATTERNS 150

中学英語から高校英語の橋渡し的な英語の構文を理解する隠れた名著

知名度は低いのですが、個人的にお世話になった1冊です。中学を卒業して、高校英語に取り組みするのに春休みに図書館に通いながら一気に仕上げた思いの詰まった一冊です。

中学生の未熟な英語力で高校レベルの構文力を段階的に習得するのに最適です。中学レベルの英語は理解できるけど、ちょっと難しい英文になるとチンプンカンプンという社会人にもオススメです。

3-2 基礎 英文問題精講

短い英文で文法・構文の基礎事項を抑えることができる受験参考書の名著

やはり、英語の構文の参考書は、受験参考書に優れたものが多いです。英語の構文や読解は奥が深いので、やり出したらキリがありません。このレベルの本を仕上げたら、あとはひたすら多読するのがオススメです。

「君たち、こんな英文も正しく読めないのか!」と些細な読解技術を使って脅す講師もいますが、惑わされずに基礎を押さえたら、あとは、ひたすら多読が実力向上の近道です。「英文を正しく読む」という精読の深みにハマると、英語の習得が、“技術”でなく“学問”目的になってしまいます。

3-3 英語多読 すべての悩みは量が解決する!

リーディングの実力向上は、多読がいちばん!「多読」の最新事情と実践法が分かるオススメの一冊!!

多読三原則をご存知ですか?

1 辞書は捨てる
・・・辞書が必要のない本から始める
2 分からないところは飛ばす
・・・読書の妨げになるので飛ばす
3 自分に合わないと思ったら投げる
・・・次に映って、合う本を探す
日本人が英語が苦手なのは、英語の吸収力が圧倒的に不足しているから。

などなど。受験英語にどっぷりと浸かった方からすると、「なんじゃ、こりゃ!」という内容の一冊です。

でも、考えてみてください。多読三原則ですが、私たちが日本語の本を読めるようになった流れと一緒でないでしょうか?
子供の頃、本を読みながら、分からない言葉の意味をいちいち調べましたか?読んですぐ飽きた本なんて山ほどあるのではないでしょうか?

日本人は、英語の読解はすごく勉強しているというのもマユツバです。授業などで中学高校の6年間で触れる英語の量は、多くて述べ10万語とのことです。これはペーパーバックス1冊分の分量です。

ジャパンタイムズ編集局長を勤められた伊藤サム氏も「やさしく、たくさん」を提唱していて、自分の身長と同じくらいの高さになる分量の本を読むことを勧められています。

私も多読を実践して、英語力が大幅に上がりました。学習参考書(テキスト)ではありませんが、ぜひ、このメソッドを理解して英語力をアップに役立ててください。

多読3原則を詳しく知りたい方!

参考サイト多読三原則とは?- 英語多読|多読・Tadokuの知りたいことすべて

レビュー記事『英語多読 すべての悩みは量が解決する!』は、すべての英語学習者にオススメの1冊です!

4. リスニング

リスニングも決定的な書籍がありません。リーディングに多読が効果的なように、リスニングも多聴が効果抜群です。
しかし、リスニングの厄介なところとして、
・発音

・音声変化

この2つは、量をこなすより前に、知識としてあるかないかで、その後の伸びが大きく異なります。
発音と音声変化を学べる良書を2冊紹介します。

4-1 英語リスニングのお医者さん

音声変化のパターンを一通り学べるリスニング良書

受験英語だとリスニングに力を入れる人は、ほとんどいないので、リスニングの良書はまだまだ少ないのが現状です。しかし、「英語リスニングのお医者さん」では、日本人の苦手な音声変化のパターンを効率的に学べます。

英語の音声変化とは?

①連結 となり合う音同士がくっつく

②脱落 発音されなくなる音
③同化 2つの音がくっついて別の音に変わる
④短縮 2つの単語が縮んで一つになる
⑤弱形 弱い音で発音される
⑥変形 元々の読みから音が変わる

音声変化は、具体例がないと分かりにくいのですが、次のサイトが音声もあって分かりやすいです。

子供であれば、音声変化のパターンがどうとか学ばなくても、自然と身につくのでしょうが、社会人の耳では、ただ漠然と聞き流すのでは、効率が悪いです。リスニング力を付けたいなら、遠回りのようでも、音声変化は、1度本腰を入れて勉強した方がです。

ちなみに元アメリカ大統領のクリントン(Clinton)氏ですが、自然な発音だと、「クリントン」ではなく、「クリンン」とまったくイメージと違って聞こえます。

それがなぜか?
それは、「英語リスニングのお医者さん」を読めば分かります。

また、すぐ知りたい方は、私の書いた記事の英語の音の変化②「破裂音が聞こえなくなる」現象をお読みください。

4-2 英語耳

「聞き流す」前に英語の正しい発音を学んでリスニング力アップ

英語の正しい発音を学ぶ機会はないものです。英語耳は定評のある発音に関する書籍で、長年のベストセーラとして、人気があります。

紹介は以上です。
オススメの本の中に興味のある本は見つかりましか?
いくら書籍を購入しても実践しなければ、身につきません。
Slow and steady wins the race.
(ゆっくり着実にやれば、勝負に勝つ。)
Practice makes perfect.
(継続は力なり)