「ネイティブスピード」の効果と評判| 発音矯正の権威スコットペリー氏による英語教材

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ネイティブスピードは、アメリカの言語学者スコットペリー氏が開発した英語バイリンガル育成プログラムです。

利用者の口コミ評判もかなりいいようです。

発音矯正の権威スコットペリー氏が他の言語学者や科学者、そしてサウンドエンジニアリングの協力を得て開発されたメソッドで、効果が期待できます。

内容は、CDが2枚とテキストが1冊つきます。

音声教材のためかテキストは貧弱ですが、CDを繰り返し聞く学習法がメインになります。

英語と日本語の周波数の違いに注目して、日本人が苦手にするリスニング力を向上させるユニークで斬新な教材です。

多くの方が聴き取りが楽になったと効果を実感して、口コミでも認識が広がっているようです。

スコットペリー氏は、25年間にわたり2000人以上の日本人の発音矯正を指導した実績があります。

最近では、キアヌ・リーブス主演のハリウッド映画「47Ronin」に主演することになった日本人の有名女優を短期間でハリウッドで通用する英語力に仕上げたことでとでも知られます。

日本人にとってリスニングの学習は、どこから手を付ければいいのか非常に取っ付きにくい部分だと思われます。

「ネイティブスピード」では、日本人のリスニング下手の「根っこ」の部分を治す教材です。

教材の特長などを以下で述べていきます。

 

 

「ネイティブスピード」 の特長

このプログラムの最大の特長は、英語と日本語の周波数の違いに注目して、日本人の耳を英語に周波数に合う耳に作りかえることにあります。

リスニングの学習でネイティブの容赦ないスピードだと、何度聞いても全く理解できないという人も多いと思います。

酷い時だと、スクリプトを見ても「本当にそう言っているの?」と思ったこともあると思います。

そんな多くの日本人学習者にとって、

「わずか30日で英語耳とネイティブに通じる発音を身につけることが可能」

というのが「ネイティブスピード」最大のウリとなっています。

そのことは、25年間で2000人以上の日本人をバイリンガルに変身させた実績に裏付けされています。

リスニングと周波数の関係

そもそも英語と日本語では、音の周波数帯が異なります。

日本語は1500ヘルツから下が主音域、英語は2000ヘルツ以上が主音域となります。

ですから、以下の表の通り日本語と英語では、全く音域が交わらないことになります。

日本人にとって、2000ヘルツ以上の子音は、風の音、音が擦れたり、タイヤから空気が漏れたりする時のような「シュッ」とか「フッ」といった乾いた自然音のように聞こえます。

この高周波数帯を聞き慣れない日本人にとっては、英語の子音の発音は脳が「雑音」として処理してしまいがちなんだと思われます。

ただ、日本人が高音域の音を聴き取る訓練は、簡単ではありません。

よく、「モーツァルトを聞くといい」という話も聞きます。多少効果があると思いますが、それでも気の遠くなるほど時間がかかりますし、効率的ではないと思います。

このギャップを効率的に埋め、日本人に難しい高音域の英語を聞き分ける能力を獲得するのに「ネイティブスピード」は大きな力になるでしょう。

英語と日本語の周波数の違いに関する詳細は、

関連記事関連記事日本語と大きく異なる英語の周波数をご覧下さい。

「ネイティブスピード」 の効果

CDを聞くと、「キーン」とか「ピー」とか音がします。

聞き始めのときは、慣れない音に違和感を覚え、脳が疲れた感じがするのですが、2週間ほど続けていると心地よくなってきます。

確かに、ナチュラルスピードの英語を聞いてみても普段より英語のスピードが遅くなった感じがします。

今までは、英語のセンテンスひと塊でなんとなく聞こえていたのが、単語の一語一語がはっきりと聴き取れたような気がしました。

多くの人が言うように「音に対する感覚が良くなる」というのは、こういう感覚なんだというのが分かるのではないでしょうか。

ただ、当初はこれが「ネイティブスピード」の効果とハッキリとは思えなかったのですが、さらに継続してみると効果を確かに実感できました。

ですから、一日20分くらいで構わないですから、毎日続けるといいと思います。

LとRの発音FとVの発音など、日本人が苦手とする2つの似た音の聞き分けなどにも効果が期待できます。

市販の教材だとLとRをただ交互に発音して、「違いを聴き取って下さい。」とあるだけです。

「それが難しいから教材買ってるんだろ!」とツッコミたくなるのですが・・

リスニングパワーでは、特殊なサウンド技術を利用しているので、聞けば聞くほど、2つの似ている単語や音の違いがはっきり分かるような工夫がなされています。

「ネイティブスピード」は、「日本語耳」から「英語耳」へと移行するまでの“補助輪”的な役割を果たすはずです。

今まで、根性で何度も繰り返しCDを聞くことで何とか聞き分ける訓練をしていたと思いますが、「ネイティブスピード」を一日に少しずつ聞くだけでも、すんなり聞き分けられる瞬間があるとの利用者の声が多いです。

「ネイティブスピード」 のまとめ

「ネイティブスピード」は、音に対する感覚をよくするのに非常に効果が高い教材と感じました。

私自身もっと早い段階でこの教材に出会っていればと思いました。

しかし、この教材を聞けば、「ある日、ネイティブのようにぺらぺらになっていた」なんてことを期待して利用する方にはお勧めできません。

英語の総合力から言えば、その一分野である発音に関する教材ですから、普段から多くの英語に接する学習は自分でしなければなりません。

日本人にとって認識の難しい英語の発音の違いを、集中してトレーニングするのに最適です。

発音は何から始めたらいいか分からない方にはお勧めです。

 

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