目指す英文レベルを定める

英作文の学習を始めるときに、皆さんに絶対にお勧めなのが
「目指す英文のレベルをしっかり定める」
ということです。

漠然と英作文の参考書に取り組むのもいいですが、目標としてこんな英文
を書けるようになりたいという意識をもって学習するといいでしょう。

例えば、私なら「公立高校の長文入試問題」レベルの英文をスラスラと
書けることを目指しています。

公立高校の長文問題というとバカにする人も多いですが、意外と身の回り
のことをほとんど言い表すことができます。

このことに気づいたのは、私がボランティアで英語ネイティブの外国人と
メールでやり取りしたときに、「高校入試の長文のようだ。」とまず印象
を持ったことです。

最初は、非ネイティブの私に合わせて簡単な英文にしているのかと思った
のですが、すぐに違うと気づきました。

日本に滞在が短い、つまり日本人の英語力に慣れていない外国人のメール
文面も非常に簡潔なものだったからです。

この経験から、高校入試問題の価値を発見し、いわゆる電話帳と呼ばれる
「全国公立高校入学試験問題」を購入して、何度も読み返しました。

「退屈でしょ?」とよく言われますが、半分YESで半分NOです。

どういうことかと言えば、時間を忘れるほど楽しい訳ではないですが、
皆さんが想像しているほど幼稚ではないというのが印象です。

ただ、高校入試問題と言っても「慶應志木」のような難易度の高い私立高
の過去問はレベルが高すぎるのでよした方がいいです。

TOEIC900以上のスコアでも、高校入試レベルの英文を何度も音読して、
体に沁み込ませようとしている学習者を何人も知っています。

このレベルの英文をスラスラ書けるというのはかなりの上級者でも難しい
のだと思います。

じっくりと時間をかけて京都大学の入試問題のような難解な英作文を書く
ことを目指すより、コミュニケーションの手段としての英語なら高校入試
レベルをスラスラ書けることを目指すことが実用的です。

ただ、どうしても公立高校入試問題を「味気ないのでやる気が起きない」と
いう方も多いはずです。

そんな方には、English Plus」という雑誌をお勧めします。

「やさしい英語でスラスラ読める!」をコンセプトに中学・高校で学んだ
語彙を中心に記事がかかれています。

また、日本でもおなじみの人物のインタービューを中心に興味深い内容に
なっていますので、飽きさせません。

(注)
残念ながらこの雑誌は、最近休刊になってしまいました。興味がある方は、
BOOKOFFなどで探してみて下さい。