ミリオン・ボキャメモリーは、東大医師、森田敏宏先生が開発した英単語記憶教材です。
購入前に口コミや評判を気にされている方は、教材の詳細や使い方を画像付きで当サイト独自の視点で解説していますので、最後までご覧ください。
実は、今までいろいろな英会話教材のレビューをしてきましたが、初心者に役立つかという視点での購入だったりしたのですが、今回は自分自身がボキャブラリーを増やしたいと思い実際に効果を試しました。
もちろん、exとかinとか基本的な語源は知っていましたが、本格的に語源からの英単語の習得にチャレンジすることにしました。
まずは結論からです。18日間のオンライン講座ですが、繰り返し学習することで、かなりの効果が期待できます。
英語学習には必要なのは、文法、構文、リスニングなど多岐に渡りますが、最後に物を言うのが語彙力です。ただ、一般的には、語彙の学習は地味で楽しいものでないので、苦手にしている人も多いはずです。
ミリオン・ボキャメモリーが、語彙の学習にどう役立つのか?
また、一般的な語源関連の書籍とどう違うのか?
これらの説明の前に、教材のコンセプトと商品概要を説明いたします。
公式サイトミリオン・ボキャメモリーを詳しく
ミリオン・ボキャメモリーの教材のコンセプトと商品概要
まずは、教材のコンセプトです。
・英単語の語源や接頭辞などを動画でイメージとともに記憶する
文字に頼った記憶法よりも、イメージによる記憶法の方が効率的に記憶に残すことができます。書籍の最大の弱点はイメージが弱く記憶に苦労することです。動画のメリットが最大限に生かされています。理解が伴うので、覚えやすく忘れにくいです。
そして、講座の概要は次の通りです。
教材名 | ミリオン・ボキャメモリー |
販売会社 | 合同会社ジーニアスパブリッシング |
教材内容 |
オンライン講座(18日間) スマホに動画をダウンロードする その他5つの特典あり |
価格 | 16,800円(税込) |
返金保証 | あり(全額:購入から120日以内) |
まずは、オンライン講座ですので、スマホかパソコンが必須である点は、ご注意ください。自宅への教材の発送はありません。
単語を語源で覚えることの意味
もしかしたら、「語源で覚えるってどういうこと?」と思われる方もいらっしゃると思います。
まずは、英語の語源について説明いたします。
英単語の先頭に付く。方向性や否定などを意味することが多い。
・語根
単語の先頭、末尾、真ん中どこにでも登場する。英単語の意味に大きく影響することが多い。
・接尾辞
英単語の末尾につく。品詞を見分けられる語が多い。
(単語例)
destruction(破壊)
de「離れて」+struct「積み立てる」
接頭辞 語根
接尾辞
何となく語源がどんなものかを理解していただけたと思います。
さて、語源で単語を覚えるとはどういうことでしょうか?
例えば、predictという英単語の意味は、「予言する」です。
仮にこの単語の意味が分からなかったとしても、語源を理解していたら推測が可能です。
pre・・・「前に」
dict・・・「言う」
pre + dict・・・「前に言う」→「予言する」
もう少し具体例を公式サイトのサンプル動画を使って説明します。
まず、あなたに質問があります。これらの英単語の意味がわかりますか?
1. Instructor 回答 _______
2. Structure 回答 _______
3. Construction 回答 _______
4. Destruction 回答 _______
5. Obstruction 回答 _______
これらの単語はTOEICの最頻出語600です。
気づいた方も多いと思いますが、すべての単語に「struct」が含まれています。
ちなみにstructは「積み立てる」という意味の語根になります。
ちなみに解答は次の通りです。
1. Instructor 回答 インストラクター
2. Structure 回答 構造
3. Construction 回答 建設
4. Destruction 回答 破壊
5. Obstruction 回答 妨害
このように語源を覚えることで、少ない労力で芋づる式に英単語を覚えることができます。
倍々ゲームで知っている英単語が増えていくイメージです。例えば、接頭辞のcomは「共に」の意味になります。そこから多くの単語のイメージを以下の画像のように膨らませることができます。
単語を語源で覚えることのメリット
単語を語源で覚えることのメリットを3つ紹介いたします。
少ない労力で多くの単語を覚えることができる
やはり、これが一番のメリットです。自身で求める語学力のレベルにもよりますが、英単語を数千、場合によっては数万単位で覚える必要があるかもしれません。
大学入試に必要な単語数が4,000〜6,000語ほどと言われています。英検準一級などを目指すためにはさらに必要な単語が増えます。
英語道とは、単語との戦いとも言えるでしょう。
単語との戦いに勝つためのヒントが公式ページに書かれています。
ミネソタ大学の ジェームス・I・ブラウン
教授が著書『Programmed Vocabulary』
の中で提唱した英単語習得に関する理論が
あります。それによると、14 の語根と 20 の接頭辞、
合計 34 のパーツを関連づけて覚えること
で、14000 語の英単語に対応できるとい
うのです。(中略)
『ミリオン・ボキャメモリー』では、これ
らの 34 のパーツを全て学ぶことができま
す。さらにこれら 34 個以上の語根や接頭辞も
学ぶことができるため、理論上は 14000
語以上の英単語に対応できるといっても過
言ではありません。ー公式ページよりー
このように、34という語源を覚えることで、14,000語という膨大な数の単語数に対応をすることが可能です。語源を覚えることは、まさにテコの原理のようなパワーを与えてくれます。
記憶の引っかかりになる部分が増えるので、単純に英単語を覚えるのに比べて、時間の短縮になります。にも関わらず、長期記憶に繋がるので、語源で覚えるメリットは計り知れません。
紛らわしい単語の見分け方が容易になる
紛らわしい単語で迷うことがよくあると思います。例えば、以下の2つの単語の違いです。
adaptとadopt
大学受験やTOEICなどの試験でもよく問われます。
どっちが「採用」で、どっちが「適応」だっけ?
そう迷うことも多いと思います。
しかし、
ad・・・「〜の方へ」
apt・・・「適した」
opt・・・「選択する」
これらの語源を知っていれば、以下のように考えて迷うことはないはずです。
→ 「〜を採用する」
※「〜を養子にする」という意味も押さえましょう!
adapt・・・ ad + apt 「〜に適する」
→ 「〜に適応する」
未知の単語の意味を推測できるようになる
単語を語源で覚えることのデメリット
私が思うに、語源で英単語を覚えることのデメリットはありません。
しかし・・・
実は、過去に私も語源で覚えるというコンセプトの書籍で何度か挫折した経験があります。
なぜかと言うと、語源は、英単語を長期記憶できる強力な武器なんですが、語源の意味自体を忘れてしまうことが多かったからです。
例えて言うと、年代を語呂合わせで覚えるのと似ています。もちろん、無味乾燥な数字で覚えるより、意味のある語呂で覚える方が強烈に印象に残るのは当然です。しかし、語呂暗記のデメリットは、語呂自体を忘れるリスクです。
同様に英語の語源は協力な武器ですが、テキストだけで覚えると、記憶から去りやすいのです。その点、ミリオン・ボキャメモリーは、動画なので、記憶にすごく残ります。イラストとか、その場面の切り替わりとかナレーションなどが強烈な印象となります。
そもそも、語源自体、ふつうに英単語を覚えることを考えると、すごく量が少ないのです。しかし、九九と一緒で、一度は気合いを入れて、学習しないと身につかないとミリオン・ボキャメモリーを使って思いました。
九九と一緒で一度覚えれば、一生モノの財産になります。
ミリオン・ボキャメモリーの中身
ミリオン・ボキャメモリーの中身は、次の通りです。
見やすい会員サイト
ミリオン・ボキャメモリーを購入すると、次のような会員サイトにアクセスできます。
具体的な中身
2・・・arium 「場所」
3・・・chron 「時」
4・・・sprit 「精神」
5・・・side 「座る」
6・・・pute 「考える」
7・・・tain 「保つ」
8・・・fend 「打つ」
9・・・dic 「言う」
10・・・gen 「生む」
construct、construction、destructive、
destruction、destroy、obstruct、
obstruction
ミリオン・ボキャメモリーのまとめ
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