英語を話せるようになるためには、英文をたくさん音読して身につける方法が最近の主流になっています。
実際多くの例文集が出版されています。
どんな例文を学習すればいいか迷う人も多いと思います。
ただ、手っ取り早く英語を話せるようになるになるには、「英会話のパターン」をしっかり身につけることが大切です。
「英会話のパターン」とは何かと言えば、
Would you mind 〜 ing ?
(〜していただけませんか?)
2.人に謝るとき
I’m sorry to 〜
(〜してすみません)
3.人を誘うとき
Shall we 〜 ?
(〜しようか?)
これらのように、その状況に応じて使える会話のパターンです。
その他にも、相手を慰めるとき、人を褒めるとき、自分の気持ちを伝えるときなど様々な状況が考えられます。
会話というのは、その状況に応じてある程度パターンが決まってくるのは英語も日本語も同じです。
ただ、そのパターンも無限にありますので、
1.ネイティブが実際によく使うこと
2.応用しやすいこと
3.長過ぎないこと
この3点を意識して絞って例文を覚えていくといいでしょう。
1の「ネイティブが実際によく使うこと」というのは大前提です。
実際に使われない表現をいくら覚えて意味ありませんよね。
また、「応用しやすい」というのも大切です。応用しやすいとは、単語を入れ替えることによって無限に無限に使い回しができる表現です。
一例を言えば、
・I have a 〜
・I am a
といった表現なんか基本的過ぎますが応用が無限に可能ですよね。
また、長過ぎたり、難しい単語を使ったり表現が難しいものも実用的ではありません。
簡潔で意味がすぐに通じる基本例文を覚えるのが近道です。
ただ、実際は、自分でパターンを書きまとめるより、参考書を利用して学習するほうが効率的です。
「英会話のパターン」学習に超お勧めの本と教材を紹介します。
「パターンで話せる英会話1000」(中経出版)
この本では、英会話に必要なパターン1000を学習できます。
それぞれのパターンに5つの例文がありますので、5000もの例文になります。
ものすごい量に圧倒される方も多いとは思いますが、いくらパターン化したとは言え、10や20のパターンで会話が成り立つはずありません。
ある程度話せるためには、1000パターンは妥当だと思います。
1000パターンと種類は多いですが、500本を超える映画、ドラマ等からデータベース化した「生きた表現」が身につきます。
ただ、表現自体は、中学英語レベルで理解出来る表現ですので、負担はそれほどないはずです。
作者も、「中学英語の実用版」としてこの本を位置づけているようです。
「中学英語でここまで言えるんだ!」というのを実感できる骨太の一冊です。
次に英会話の基本を身につける英語教材として、Simple English Magic 81をご紹介します。
詳しい内容は、上記のレビュー記事をご覧ください。
以上です。
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