スタディサプリで中学内容を先取り・復習・苦手克服!小学生から中学生まで使える理由

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この記事は、「意欲のある小学生がスタディサプリで中学内容を先取り学習するメリット」を我が家の小学6年生の娘の実体験を含めて説明していきます。

中学受験はしなくても、大学は早慶大や有名私立大学、国公立大を目指したいというご家庭も多いでしょう。

そのためには、まず高校受験である程度のレベルの高校に合格することが大切です。小学生のうちに、高校受験から逆算して、スタサプで必要なことを先取り学習する戦略が効果的です。

スタサプ戦略の目標モデル

偏差値65前後の高校合格

+早慶大又はMARCHレベル合格

ちなみに我が家の小学6年生の娘は、スタディサプリの小学生講座から申し込み、算数→小学講座で割合、速さなど重要単元の応用力アップを目指しています。それと並行して中学講座の暗記科目も頑張って受講しています。

スタディサプリを始める前に以下の学習戦略を考えて実行しています。

小学生のためのスタディサプリ学習戦略

教科小学分野の扱い中学分野の扱い具体的な進め方のポイント
算数(数学)高校入試に直結する重要単元のみ、応用力を鍛える基礎内容を軽く先取りして、苦手意識をなくす割合・速さ・図形は深める、連立方程式や一次関数は基礎だけ
国語読解力・記述力の強化を意識中学範囲は難解すぎない文章で読解慣れをする程度漢字・語彙は先取り、読書習慣と長文読解で思考力を養う
英語中学講座を利用英検を目標にしながら、中学内容をどんどん進める英検5級→4級→3級と目標設定、音声教材でリスニング強化
理科利用しない中学分野をどんどん先取り興味を持ちやすい単元から進める(天体、化学変化など)
社会利用しない、中学分野をどんどん先取り歴史・地理・公民のうち、興味ある分野から選んでも可

【算数・国語】── 高校入試に直結する重要単元の応用力を鍛える

└─▶ 中学分野は基礎だけ軽く先取り

【英語】── 英検を目標にしながら、中学内容をどんどん進める

【理科・社会】── 中学分野を先取り(興味に応じて1科目に絞るのも可)

はるか

小学生がスタディサプリで中学の内容も受講したい場合は、中学講座を申し込まないといけないの?それとも、小学講座と中学講座を両方申込む必要があるの?

英語ツウ

いや、勘違いしている人が多いんだけど、小学講座を申し込めば、中学講座どころか、高校講座もすべて視聴できるよ。

だから、小学生は小学講座から申し込むんだ。次のような感じで講座の学年を切り替えられるんだ。

小学講座に申し込みするだけで、小学講座も中学講座も自由に見られる!
はるか

えっ、そうなの?小中校すべてを視聴できて、月額2,178円なの?

英語ツウ

そうだよ。

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英語ツウ

現在、中学生の方は、以下のリンクから中学講座に申し込めます。

目次

先取り学習のモデル例

中学講座は、すべて東京書籍、開隆堂など教科書ごとに講座を選べます。先取りで出版社を選ばない場合は、共通版を選ぶことができます。

暗記科目(英語・社会・理科)

暗記科目は高校受験を見据えて、小学講座は一切受講していません。中学講座を受講しても問題なく理解できるはずです。

英語

スクロールできます
<中1>英語講座<中2>英語講座<中3英語>講座
中1英語(共通版)・・・216講座中2英語(共通版)・・・150講座中3英語(共通版)・・・99講座
中1英語 リスニング・・・22講座中2英語 リスニング・・・22講座中3英語 リスニング・・・22講座
中1英語(応用)・・・24講座中2英語(応用)・・・24講座中3英語(応用)・・・24講座
英語ツウ

応用講座は見つけにくいから注意だよ。例えば、中1英語(応用)は、「中学1年生」の講座ではなく、「大人の英語学習」の講座の中にあるよ。

はるか

スタディサプリで学ぶ前に習い事で少し英語をかじっていた子は、中1英語(応用)も受講するのもいいわね。

英語ツウ

そうだね。英語は最重要科目だから、力を入れないといけないからね。講義を聞いた後は、ドリル形式の問題集に取り組むといいよ。

併用のオススメ参考書

中1英文法 パターンドリル

「中1英文法パターンドリル」は、中学1年生がつまずきやすい基本文法を、反復練習でしっかり定着させるための問題集です。単元ごとに重要ポイントが簡潔にまとまっており、その後すぐに解けるドリル形式の練習問題が用意されています。英語をはじめたばかりの小学生でも、パターンを覚えることで自然に正しい文が作れるようになるのが特徴です。短い時間でも取り組めるので、毎日の習慣学習にも最適です。

中1英単語 パターンドリル740

「中1英単語パターンドリル740」は、中学1年生が学ぶ基本英単語を効率よく覚えるためのドリル形式の教材です。740語を例文やパターン練習を通して繰り返し学べるので、単語暗記が苦手な生徒でも自然に定着します。同シリーズの「中1英文法パターンドリル」が文の仕組みやルールを身につけるのに対し、こちらは語彙力アップに特化。文法と単語を並行して学ぶことで、英語の理解がより深まります。

中学英文法 (スーパーステップ)

「中学英文法(スーパーステップ)」は中学1~3年の文法を192ステップで漏れなく網羅した参考書で、CD付き音声で“読む・聞く・話す”の三段階学習が可能です。各ステップは1ページ完結、例文も豊富で、初心者から高校入試対策まで対応しています。分からないところを調べる辞書的に使えます。

社会

スクロールできます
中1・中2中学社会 地理(共通版)・・・104講座中学社会 歴史(共通版)・・・88講座中学社会 公民(共通版)・・・77講座
中3受験対策実践編・・・およそ30講座
はるか

受験対策実践編の“およそ”ってどういうこと?

英語ツウ

受験対策実践編は、47都道府県ごとの入試傾向にあわせた公立高校受験の実践講座なんだ。だから、県ごとに少し講座数が違うんだ。

はるか

すごい!47都道府県別に講座があるのね。

英語ツウ

そうだよ。ただ、小学生が受験対策実践編に進むのは先かな。理科・社会はとにかく問題をたくさん解いて頻出問題を潰していくのが大切だよ。

おすすめの参考書を紹介するね。

併用のお勧め問題集

高校受験の社会は、ただ参考書を何度も読み込むだけでは得点力が伸びにくい科目です。

社会は知識を理解するだけでなく、実際に問題を解く中で「どのように問われるか」「どの知識が頻出か」を体感することが重要だからです。参考書の読み込みは知識のインプットに役立ちますが、問題演習を通じてアウトプットすることで記憶が定着し、応用力も養われます。

「完全攻略」のような市販の問題集を繰り返し解くことで、試験の形式に慣れ、正確かつ素早く解答する力が身につきます。読むだけでは「わかったつもり」で終わってしまうことが多いので、インプットとアウトプットをバランスよく行うことが大切です。社会は知識量と慣れが得点を左右するため、問題演習を繰り返す学習法が最も効率的です。

理科

スクロールできます
中1 理科(共通)・・・77講義中2理科(共通)・・・85講義中3理科(共通)・・・76講義
^ー中3理科(受験対策実践)・・・およそ30講義
英語ツウ

理科も中3の受験対策実践編は、47都道府県ごとの入試傾向にあわせた公立高校受験の実践講座なんだ。だから、県ごとに少し講義数が違うんだ。

併用のお勧め問題集

我が家の娘も、中1までにこの三冊を終わらせることを目標に頑張っています。

思考科目(算数・数学・国語)

思考科目は、積み重ねの科目でもありますので、基礎からの積み重ねないと理解ができないのが厳しいです。

同じ思考科目といえど、算数と国語では大きく戦略が違います。

算数の応用と中学数学の先取りをバランスよく学習しよう!

算数

スクロールできます
小4算数(基礎)入門編・・・30講義小5算数(基礎)入門編・・・32講義小6算数(基礎)入門編・・・32講義
小4算数(基礎)・・・30講義小5算数(基礎)・・・32講義小6算数(基礎)・・・32講義
小4算数(応用)・・・15講義小5算数(応用)・・・30講義小6算数(応用)・・・30講義
英語ツウ

入門編は算数が苦手の子向けの講義で、内容的には(基礎)と同じだよ。
ただ、(応用)は、中学受験の基礎的な内容になっているから、まったくの別モノだよ。

はるか

(応用)は、わたしが見ても少し難しいわね。私大文系のわたしには少し厳しいかも・・・

英語ツウ

ただ、高校入試では、このレベルのことは聞かれるので、算数が得意ならこのレベルまで引き上げたいね。もちろん、旅人算なんかは方程式で解けるので飛ばしてもOKだよ。取捨選択が必要だね。

はるか

(応用)で習うことは、(基礎)とまったく違うの?

英語ツウ

うん。内容的には以下の通り。

小4算数(応用)・・・15講義
植木算、いろいろな数列、線分図の利用など
小5算数(応用)・・・30講義
損益の問題、食塩水、相当算など
小6算数(応用)・・・30講
相似形の面積比、通過算、素因数分解の利用、N進法など

はるか

どう違うのはわたしには分からないわ。

英語ツウ

例えば、学校で習う算数のレベルって次みたいな感じなんだ。

・1000×0.4=
・3000円の60%引きはいくら?
・時速60kmで3時間進むと何km進む?
・3:4=x:8 x=?
・4と6の最小公倍数はいくつ?

はるか

あっ、これならわたしにも解けるわ。

英語ツウ

スタサプでの基礎レベルだね。ただ、このレベルだけで中学に行くと、偏差値65以上の高校を目指すには厳しいよ。だから、スタサプの<応用>で次くらいのレベルも解けるようにしておきたいね。

小学生で解けるようにしておくべき問題

<割合>
・125円の(  )%引きは105円です。

・1100円を兄弟2人で分けるとき、兄が弟の2割増しとすると、弟はいくらもらえますか。

・5%の食塩水300gと6%の食塩水700gを混ぜたとき、食塩水の濃さは何%ですか。

<速さ>
・1.5kmの道のりを往復するのに、行きは毎時6kmの速さで進み、帰りは毎時4kmの速さで進みました。平均の速さは?

・時速48kmの自動車は400mを何分かかりますか。

<比>
・A:B=2:3、B:C=3:5のとき、A:B:Cは□:□:□です。

・A高校の児童数が500人で、男子と女子の人数の比が12:13ならば女子は何人か?

<整数と計算>
・0.4÷025=

・1から100までの整数のうち、3でも5でも割り切れると数はいくつありますか。

・225をわっても、309をわっても、あまりが15になるような整数の中で、いちばん小さい整数はいくつですか?

はるか

急にむつかしくなったわ(汗)

英語ツウ

ふつうの公立小学校でここまでは習わないよね。中学入試をさせないにしても、このレベルの算数問題はできるようにしておきたいよね。
基礎も応用もひとつの学習ツールで賄えるのは、スタサプの大きな魅力だよ。

併用のお勧め問題集

英語ツウ

さすがに自由自在をすべてやるのは大変だから、重要分野をつまみ食いで使えるよ。

数学

スクロールできます
中1数学(共通版)・・・114講義中2数学(共通版)・・・88講義中3数学(共通版)・・・105講義
ドリル 中1数学(共通版)・・・114講義ドリル 中2数学(共通版)・・・88講義ドリル 中3数学(共通版)・・・105講義
中3 受験対策実践・・・およさ30講義
英語ツウ

数学は、通常の講義とドリルが連動していて、ドリルでつまずくようなら、通常の講義に戻ったりできるよ。

はるか

問題演習用におすすめの参考書はある?

英語ツウ

「高校受験 合格への201」あたりがお勧めかな。受験生になる前に、このレベルの問題が解けるようになると大きなアドバンテージになるよ。

“いばらの道”の中学受験を回避し、高校受験で勝利を目指す新たな選択肢

首都圏や関西圏では、中学受験は「当たり前」と考える家庭も少なくありません。

小学校低学年から塾に通い、膨大な課題に追われる生活は、子どもにとっても親にとっても大きな負担です。偏差値競争の中で心が疲弊したり、家庭の時間や経済的余裕が奪われたりするケースも少なくありません。

まさに中学受験は“いばらの道”。確かに進学先の環境や人脈を考えるとメリットは多いものの、「本当にここまで早期に競争へ放り込む必要があるのか」と疑問を抱く保護者も増えています。

そんな中、あえて中学受験を回避し、高校受験で勝利を目指すルートが注目されています。

中学受験をしないことで、小学生の間は比較的ゆとりのある時間を確保でき、読書やスポーツ、習い事など幅広い経験を積ませることができます。また、親子の精神的・経済的負担も大幅に軽減されます。そのうえで、中学入学後に基礎学力をしっかり固め、効率的な先取り学習や戦略的な塾選びを行えば、難関高校への合格は十分に狙えるのです。

しかし驚くべきことに、この「中学受験をしないけれど高校受験では上位校を目指したい」家庭に向けた具体的な情報や成功例は、世の中にほとんど存在しません。

中学受験向けの情報は山のようにあり、中学受験塾のカリキュラムや戦略は体系化されています。しかし、高校受験一本で挑む子どもに対して、小学生の段階でどう準備するのが最適か、どの科目をどこまで先取りすべきか、どんな教材が効率的か…こうしたノウハウはほとんど共有されていないのが現実です。

言い換えれば、この道を選ぶ親子は、まさに道なき道を自分たちで切り拓いていくしかないのです。情報がないからといって立ち止まる必要はありません。むしろ情報がないからこそ、他の家庭に先んじて動けるチャンスとも言えます。

小学高学年から中学1年生までの3年間を、ただ漠然と過ごすのではなく、親がしっかりと学習環境を整え、子どもの自学自習の力を育てていけば、難関高校やその先の難関大学の合格も十分に現実的になります。

こうした背景から、「中学受験で疲弊するよりも、高校受験で勝負」という考えはまだ主流ではないものの、確実に注目が集まりつつあります。

中学受験に挑むか否かは、子どもの性格や家庭の方針次第ですが、高校受験ルートが“第二の正解”として評価され始めているのは間違いありません。

高校受験組の落とし穴! 成長が止まる“空白の3年間”とは?

中学受験を回避し、高校受験で勝負する

学生時代に無理をさせず、家庭の時間や精神的負担を軽減できるのは大きなメリットです。ところが、その先には思わぬ“落とし穴”が待ち構えています。

それが、小学校高学年から中学1年までの「空白の3年間」問題です。

中学受験をしない=大切な3年間を無駄に過ごす

これでは、高校受験勝負どころの話ではありません。高校入試で必要な基礎学力を小学校高学年から中学1年までの間までに養成しなければ、高校受験に向けた本格的な準備を始める中2~中3で差を埋めるのが難しくなってしまいます。

これが“空白の3年間”の恐ろしいところです。

この空白の3年間を作らないための環境作りは、高校受験組の親が手伝える唯一のことになります。

中学2年・中学3年と受験学年になると子供は自律的に学習してきます。ましてや、高校生になれば、親が口出しする機会はほとんどありません。

この重要な3年間に親ができることを説明していきます。

高校入試組は“空白の3年間”を“先取りの3年間”にすべし!

しかし、中学受験を回避して、高校受験での成功を目指すお子さんにとって、成長を促せる“ちょうどいい学びの場”は意外と少ないものです。

多くの進学塾は中学受験を前提としたカリキュラムで進められます。志望校合格という明確なゴールがある子どもたちに合わせ、難度の高い問題演習が中心になるため、中学受験をしない子には過剰な負荷になりがちです。

かといって、学校の授業だけに頼ると、学習習慣を維持するのは難しく、学力の伸びも限定的です。特に小学校高学年は吸収力が高く、学習意欲のある時期に何を学ぶかで中学進学後の伸びが変わるとも言われます。

この時期に、大きな目標もなくただのんびり学校の授業だけで時間を過ごすのは、もったいないと思いませんか?

もちろん、過度なプレッシャーをかける必要はありません。ですが、高校受験、さらには大学受験という将来の目標につながる学びの土台を作るために、適度な負荷をかけることは大切です。

しかし、いざそうした環境を探そうと思っても、なかなか「中学受験ほどではないが、公立中学進学に向けてしっかり学べる塾」が見つからないのが現実です。

そこで、この記事でもっとも強く伝えたいのが、スタディサプリによる中学内容の先取り学習のススメです。

現代は幸運なことに、かつてなかったほど学習環境が充実しています。その代表格が「スタディサプリ」です。ネット環境さえあれば、全国のトップ講師による授業を、場所や時間を選ばず受けることができます。しかも、小学生が中学生講座や高校講座を先取りして学習することも可能です。以前なら、難関高校・難関大学に合格するには高額な進学塾に通うしかないと言われていましたが、今はオンラインで同等以上の質の授業を、圧倒的に安い費用で受けられる時代です。このネット時代の恩恵を、親がいかに早く気づき、子どもの成長に合わせて活用できるかが大きな差を生みます。

特に、最近はスタディサプリなどオンライン教材の充実により、学校の授業を超えた深い学習が家庭でも可能になりました。さらに、高校受験は中学受験ほど出題範囲が広くなく、公立トップ校や私立の難関校でも、正しい戦略を取れば十分に可能です。

なぜ中学の先取り学習を重視するのか?

中学受験を回避し、高校受験で勝負するルートを選んだ家庭にとって、小学校時代の学習方針は大きな課題です。「受験しないのだから、小学校の勉強さえしっかりやっておけば十分」と思われがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。

小学校の授業は、あくまで全員が理解できることを前提にした基礎的な内容が中心です。算数の文章題や国語の長文も、難易度は比較的易しく、思考力や読解力を本格的に鍛えるには物足りないのが実情です。その結果、小学校の勉強だけで満足していると、中学に入った途端に学習内容のレベルアップに対応できない“ギャップ”に苦しむケースが少なくありません。

さらに、中学受験をする子どもたちは、小学校高学年の時点で中学レベルの学習を先取りし、学力を大きく伸ばしています。つまり、同じ学年でもすでにスタートラインが違うのです。この差を放置したまま中学に進むと、いざ高校受験を意識したときに、取り戻すのが難しくなります。

だからこそ、中学受験をしない子どもにこそ、早い段階で中学内容を先取りする戦略が必要です。特に英語や理科・社会は、小学生のうちから無理なく進めやすい分野。ここで余裕を持たせることで、中学以降の学習が一気にラクになります。

中学受験をしない小学生の場合、早い段階から高校受験を意識しておくと大きなアドバンテージになります。特におすすめしたいのが、中学の暗記科目(理科社会英語)」を小学生のうちにどんどん先取りする学習です。

理科や社会、英語といった暗記系の教科は性質が異なります。基本的に「知っているかどうか」が問われるため、小学生でも無理なく覚えられ、努力がそのまま成果につながるのです。

たとえば理科なら、生物や地学分野の用語・現象を覚えることが中心ですし、社会の地理や歴史も、年表や地図を繰り返し見ることで自然と定着します。

こうした知識は成長段階に左右されにくく、むしろ素直に吸収できる小学生の方が覚えやすいことすらあります。中学に入ってから初めて学ぶのではなく「前に一度聞いたことがある」という状態にしておくだけで、理解も復習も格段に楽になり、定期テストや高校受験で大きな差をつけられます。

さらに英語は、できるだけ早い時期から慣れるほど有利な科目です。小学生のうちに音声に触れ、簡単なフレーズや単語を覚えておけば、中学の授業内容が“復習感覚”で進められ、文法もスムーズに頭に入ります。英語の発音やリスニングの感覚は早期に触れた方が身につきやすいので、先取りの効果は特に大きいでしょう。

つまり、小学生段階から理科・社会・英語をガンガン先取りすれば、中学に入ってからの学習負担が大幅に軽減され、思考力を必要とする数学や国語にじっくり時間を割けます。高校受験は中学3年間の全範囲が対象ですが、理科・社会は知識問題が中心です。今のうちに積み重ねておけば、確実に将来の得点源になります。

難解な算数に挑むより、まずは暗記科目の基礎知識を固めておくことが、高校受験での確かなアドバンテージになるのです。

広く浅くが高校受験で先取り学習のポイントだ!

高校受験で勝つために!小学生のうちからやべきこと3選

高校受験でトップ校を狙うなら、中学に入ってから頑張るだけでは間に合いません。小学生のうちにどんな学び方をしていたかが、その後の伸びしろを大きく左右します。

小学校の勉強だけにとどまると、中学で一気に難易度が上がったときに対応できず、周囲との差が広がることもあるでしょう。

逆に、小学生の段階から正しい準備をしておけば、学習習慣はもちろん、先取り学習や思考力の土台ができ、中学以降がぐっと楽になります。

今回は、高校受験で勝つために小学生のうちからやっておくべき重要な3つのポイントを紹介します。

小学生のうちに学習習慣をつける

勉強は習慣がすべて。

高校受験で成功するためには、中学校に入ってから本格的に勉強を頑張るだけでは不十分です。実は、その土台は小学生のうちにどれだけ“学習習慣”を身につけられるかにかかっています。ここで大切なのは、小学生の段階で無理に長時間勉強することではありません。むしろ、少しの時間でもいいから毎日机に向かうことを“当たり前”にする感覚が何より重要なのです。

なぜなら、学力を伸ばす上で一番大変なのは「勉強をすること自体に慣れる」ことだからです。勉強の習慣がない子は、中学に入っていきなり1日2~3時間の学習を課されても続きません。一方で、小学生のうちから10分でも20分でも毎日勉強することが生活の一部になっている子は、勉強のハードルが低いため、中学で学習量が増えても自然に対応できます。

さらに、習慣がある子は“ムラのある勉強”をしないのも大きな強みです。小学生のうちから、テスト前だけ頑張るのではなく、短い時間でもコツコツ積み重ねることに慣れている子は、中学に入ってからも安定して成績を維持できます。逆に、小学生の時にやる気が出た時だけ長時間勉強する子は、波が大きく、学力が積み上がりにくいのです。

高校受験で結果を出す子の多くは、小学生のうちから「勉強するのが当たり前」という感覚を自然に身につけています。ですから、今は長時間の詰め込みではなく、毎日同じ時間に机に向かうリズムを作ることから始めましょう。その習慣が、中学校に入った時の飛躍的な成長につながります。

要するに、高校受験の準備は小学生から始まっているのです。“量より習慣”、これが将来の大きな差を生む第一歩です。

  • 1日15~30分でも机に向かう
  • 例外を作ってサボらせない
  • 昨日頑張ったから明日はお休みはNG

この積み重ねが、中学に入ってから大きな差になります。

We are what we repeatedly do. Excellence, then, is not an act, but a habit.
(私たちは繰り返し行うことの積み重ねでできている。ゆえに、優秀さとは行為ではなく習慣である)

アリストテレスの名言

算数・国語は小学校の内容プラス応用も対策する

この算数・国語だけは、中学の学習内容をガンガン先取りするスタサプ戦略の例外です。

小学校の学習+αの力を身に付けます。

小学校の算数では、速さ・割合・図形といった重要単元を教科書で学びますが、実は高校受験に直結する“応用的な重要テーマ”が十分に扱われていないことが多いのが現実です。

例えば「速さ」では、ただ単純に距離=速さ×時間の公式を使うだけで終わりがちで、平均の速さ往復の速さ、複数の人や物が同時に動く旅人算などは小学校の授業ではほとんど触れません。「割合」でも、基本的な百分率の求め方は習いますが、食塩水の濃度問題や、複数の量を決められた比で分ける比例配分(分配算)は省かれることが多いです。

また、図形分野も、ただの面積や体積の計算が中心で、相似な図形の性質や応用問題、角度や長さを推理する複雑な問題は扱われません。しかし、これらは高校入試の頻出テーマであり、中学で初めて本格的に学ぶと、難易度が一気に上がり苦手意識につながることも少なくありません。つまり、小学校の算数だけでは、高校受験レベルに必要な土台が抜け落ちやすいのです。だからこそ、小学生の段階から、入試で問われる応用的な考え方に少しずつ触れておくことが大切になります。

  • 分数・小数・割合の計算が苦手
  • 速さ・割合・図形など教科書レベルしか身についていない
  • 小学生で身に付けるべき語彙力が不足している
  • 読解力が不足していて問題文の意味が取れない

こうした弱点を残さないことが、高校受験への第一歩です。

英語ツウ

小学校では、速さ・割合・図形は教科書では学ぶものの、平均の速さ、食塩水の濃度、比例分配、相似な図形の応用など、高校受験で頻出の学習項目が漏れがちだよね。

はるか

わたしも、中学校の数学の授業で、「えっ、小学校で食塩水の濃度の問題習わなかったの?」の新人の先生に驚かれたのを覚えているけど、小学校の授業は本当に触りだけだったわよね。

英語ツウ

そのギャップを埋める学習が重要だね。次のような問題は、小学生が習うべき中学でも必須の問題だけど、ふつうの公立小学校ではここまで取り圧学校は少ないよ。

はるか

で、中学生になると、「このくらい小学校で習ったよね?」と言われてしまうのよね。

小学生で解けるようにしておくべき問題

<割合>
・125円の(  )%引きは105円です。

・1100円を兄弟2人で分けるとき、兄が弟の2割増しとすると、弟はいくらもらえますか。

・5%の食塩水300gと6%の食塩水700gを混ぜたとき、食塩水の濃さは何%ですか。

<速さ>
・1.5kmの道のりを往復するのに、行きは毎時6kmの速さで進み、帰りは毎時4kmの速さで進みました。平均の速さは?

・時速48kmの自動車は400mを何分かかりますか。

<比>
・A:B=2:3、B:C=3:5のとき、A:B:Cは□:□:□です。

・A高校の児童数が500人で、男子と女子の人数の比が12:13ならば女子は何人か?

<整数と計算>
・0.4÷025=

・1から100までの整数のうち、3でも5でも割り切れると数はいくつありますか。

・225をわっても、309をわっても、あまりが15になるような整数の中で、いちばん小さい整数はいくつですか?

はるか

これらの問題は、中学受験するこどもにとっては、基本問題よね。徹底的に訓練させらるわよね。

英語ツウ

中学の先取りも大切なんだけど、算数に限っては、小学校分野の発展学習も大切になるよね。

はるか

こういった問題は、学校に頼れないから、スタディサプリで対策するね。

暗記科目(英語・理科・社会)は先取り学習を無理なく取り入れる

中学受験をしない小学生にとって、高校受験で勝つための最大のカギは“中学内容を早めに習得し、余裕をもって定着させること”です。特に英語・理科・社会は暗記要素が多く、小学生のうちに先取りすることで圧倒的なアドバンテージを得られます。

まず英語は、中学から本格的に始めると単語・文法・リスニングを一気に詰め込む必要があり、つまずきやすい教科です。しかし小学生のうちからスタディサプリで簡単なフレーズや基本文法を学び、英検5級・4級程度まで進めておけば、中学の授業が復習感覚になり、自信を持って授業に臨めるだけでなく、早期に高校受験レベルに到達できます。

理科や社会も同様です。これらの科目は中学で範囲が一気に広がり、暗記量が飛躍的に増えますが、小学生のうちに動画授業で予習しておくと、学校の授業が“二度目の学習”になり、定着率が格段に上がります。特に理科は、天体や化学変化など興味を持ちやすい単元から学べば好奇心が刺激され、理解力と思考力を育てながら自然に暗記が進むというメリットも。社会も地理や歴史を先取りすることで、ニュースや日常の出来事への関心が高まり、学びが生活に直結する感覚を養えます。

スタディサプリなら、難しい専門用語も映像と図解でわかりやすく説明してくれるため、まだ抽象的思考が未発達な小学生でもスムーズに理解可能です。さらに、好きなペースで繰り返し学べるので、負担を最小限にしながら着実に知識を積み重ねられるのも大きな利点です。

つまり、小学生のうちに暗記科目を先取りすることで、中学以降に時間をかけるべき数学や読解力の学習に余裕を持てるようになり、結果的に高校受験全体の戦略が格段に有利になるのです。

科目に対する優先度

優先度教科先取りの理由・メリットおすすめの進め方
① 最優先英語中学から一気に学習量が増えるため、早めに基礎を固めると圧倒的に有利。小学生の方がリスニング力・発音習得が早い。スタディサプリの中学1年英語からスタート。並行して英検5級→4級→3級を目標にする。短いフレーズの音読・リスニング中心で進める。
② 余裕があれば理科天体・植物・動物・化学変化など、興味を持ちやすい単元が多く、先取りすると中学の授業が復習感覚になる。小学生が興味を持ちやすい分野(天体・実験映像が多い単元)から学ぶ。動画授業でイメージをつかみ、簡単なワークで定着。
③ 興味に応じて社会地理や歴史の基本を知るとニュースや旅行と結びついて理解が深まる。暗記科目なので早期に触れると楽。歴史なら「人物や出来事のストーリー」から、地理なら「地図・写真」を多用した動画授業から始める。負担が大きければ歴史または地理のどちらかに絞る。

(参考)我が家の先取り戦術

我が家は小4から先取り学習をしていますが、小6現在、入試レベルとまでは言わないまでも、中学3年の計算まで先取りしています。小6からスタディサプリで英語・理科・社会で中学の先取りをしています。

算数・数学
小学算数の計算問題(中学受験レベルまで)
小学算数の文章題・図形問題のうち高校受験に影響しそうな部分を取捨選択
中学数学をとにかく一通り終える(応用問題は無視。基礎のみ)

理科・社会
小学の内容は無視し、中学の内容を先取り

英語
中学レベルの習得を目指す!
※ちなみに我が娘は英語が特に苦手、一般動詞とbe動詞の区別にいまだにつまずいています。

スタディサプリが最適な理由|公立小学生でも無理なく使える学習ツール

中学受験をしない公立小学生にとって、「学校以上・受験塾未満」の学習環境はなかなか見つかりません。

学校の授業だけでは物足りないけれど、受験塾に通うほどの負荷はかけたくない――そんなご家庭にとって、スタディサプリは“ちょうどいい学び”を実現できる最適なツールです。

その理由を具体的に見ていきましょう。

① 月額2,178円でコスパ抜群!

塾や家庭教師は月に数万円かかるのが一般的です。通塾時間の負担もあり、気軽に始めにくいですよね。

一方、スタディサプリは月額2,178円で小学生から高校生までの講座がすべて見放題

  • 小学校の基礎の復習
  • 中学内容の先取り
  • 苦手分野だけの重点学習

といった使い方が自由自在です。

さらに、追加料金なしで小学講座も中学講座もどちらも利用できるので、学年に縛られず、興味やレベルに合わせた学習が可能です。

② 映像授業だから家庭教師や塾よりも気軽

スタディサプリの授業は、有名予備校や塾の人気講師による映像授業です。

  • 難しい内容でも、学校よりわかりやすい解説
  • 見逃したポイントは何度でも巻き戻して視聴できる
  • わからないところだけピンポイントで学習可能

家庭教師のようにスケジュール調整をする必要もなく、好きな時間に自宅で学べるので、習い事や家族の予定にも柔軟に対応できます。

③ 小学生講座&中学講座がどちらも視聴できる柔軟性

小学生講座では、学校の教科書レベルを丁寧にサポートしてくれます。

さらに、中学講座にもそのままアクセスできるので、

  • 小6のうちに中1英語や数学を先取り
  • 得意教科だけ一足早く中学内容に挑戦
  • 苦手教科は小学校レベルに戻って復習

といった柔軟な学習が可能です。

特に、公立小学校から中学進学予定のお子様は、中1の最初のテストで差がつきやすい英語や数学を少し先取りしておくと圧倒的に有利です。

英語ツウ

さらに言えば、私大文系志望なら、公立中学に進学したタイミングで、高校講座の世界史や日本史を受講して、6年後の早慶大合格を目指すというスタイルもいいと思うよ。

④ 苦手分野を何度でも復習できる

塾や学校の授業は一度きりで終わってしまいますが、スタディサプリなら何度でも見返せるので、理解度が深まるまでじっくり取り組めます。

たとえば、算数の分数計算が苦手なら、その単元だけ繰り返し視聴し、演習問題で定着を確認することができます。

苦手をそのままにせず、「わかるまで戻る」学習ができるのは映像授業ならではの大きな強みです。

⑤ 中学内容の先取りがしやすい

スタディサプリの中学講座は、高校受験を見据えた基礎から標準レベルまで網羅しています。

  • 英語の文法・単語
  • 数学の基本問題
  • 理科・社会の重要ポイント

これらを小学生のうちから少しずつ先取りすることで、中学に入ったときの学習負担が大幅に軽減されます。

先取り学習は無理をすると逆効果ですが、スタディサプリなら自分のペースで進められるので“ちょうどいい負荷”をかけられるのもポイントです。

まとめ|公立小学生の“成長の種”を伸ばすならスタディサプリが最適

公立小学校に通い、中学受験はしないけれど、学習意欲はある――そんなお子様にとって、スタディサプリはまさに最適な学習環境です。

  • 学校の授業以上の内容を、無理なく先取りできる
  • 苦手を克服しながら、得意をもっと伸ばせる
  • 高校受験に向けた土台を、小学生のうちに作れる

塾や家庭教師のような高額な負担もなく、いつでも気軽に学べるので、「今はまだ中学受験は考えていないけれど、将来のために学力の土台を作っておきたい」というご家庭にぴったりです。

小学生がスタディサプリを活用する具体的な方法

スタディサプリは自由度が高い分、どの学年から、どのように活用するかで効果が大きく変わります。ここでは、効果的な始め方と、保護者が知っておきたい活用ポイントを紹介します。

① どの学年から始めるのが効果的?

おすすめは小4~小6のタイミングです。

  • 小4・小5:学習内容が難しくなり始め、つまずきが増える時期。基礎固めと学習習慣づくりに最適。
  • 小6:中学進学までの残り1年間で、苦手克服&中学内容の先取りができる絶好のタイミング。

もちろん、小3以前でも先取りや補習目的で活用可能です。ただし、あまり早い段階では保護者のフォローが必要になるので、自分で映像授業を視聴できる年齢(小4頃)からがもっとも効果的です。

② まずは小学生講座で基礎固め → 慣れたら中学講座で先取り

最初から無理に先取りする必要はありません。

  1. 学校の授業+スタディサプリの小学生講座で復習・定着
     学校の授業を理解しやすくなり、テストで自信がつきます。
  2. 理解が深まったら、中学講座を少しずつ先取り
     特に、中学英語や数学の基本単元(正負の数・方程式・be動詞など)は、小6から始めても十分理解できます。

こうすることで、基礎力を固めながら、得意教科だけ先取りする柔軟な学習が可能です。

③ 1日30分でもOK!学習習慣を作るコツ

小学生にとって大切なのは、勉強を“習慣”にすることです。

  • 毎日同じ時間帯にスタディサプリを見る
  • 1回の授業を見終わったら、演習問題を少し解く
  • 長時間やるより、短い時間でも毎日続けることを優先

例えば、平日は学校の宿題+スタディサプリ30分、休日は少し長めに…といったリズムでOKです。

「今日は何を学ぶ?」と親子で決めるより、アプリのカリキュラムに沿って進める方が迷わず続けやすいでしょう。

④ 保護者のフォローはどこまで必要?

スタディサプリは基本的にお子様が自分のペースで進められる設計ですが、低学年や学習習慣がまだない場合は、最初のサポートが重要です。

  • 最初の1週間は、一緒に画面を見ながら操作方法を覚える
  • 「どの授業をいつ見るか」を軽く声かけする
  • 学習後に「どんな内容だった?」と感想を聞く

ただし、答え合わせや内容理解まで親が細かく管理する必要はありません。あくまで、習慣化のサポート役に回る程度で十分です。

スタディサプリの授業は非常にわかりやすいので、慣れてしまえば親の手を借りずに1人で進められるようになります。

まとめ|“無理なく続ける仕組み”を作れば効果は倍増

スタディサプリを小学生が効果的に活用するには、

  • 小4~小6からスタートするのがベスト
  • まずは小学生講座で基礎固め → 慣れたら中学内容を先取り
  • 1日30分の短時間でもOK!毎日続けることが大切
  • 保護者は“習慣化の伴走者”として軽くフォロー

という流れがおすすめです。

無理なくコツコツ進めることで、中学進学後のスタートダッシュが大きく変わり、高校受験にもつながる土台が作れます。

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