隠れた名著!「中学英語で言いたいことが24時間話せる」(市橋敬三著)

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「中学英語で言いたいことが24時間話せる」(Part1・Part2)は、「必ずものになる話すための英文法」シリーズで有名な市橋敬三氏の著書です。

「話すための英文法シリーズ」が有名なので、ご存知ない方も多いかもしれませんが、『森田健作氏絶賛!!』と帯のついた本を書店で見覚えのある方も多いのではないでしょうか?

参考記事話すための英文法」シリーズの全9冊を詳しく紹介

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Part 1
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Part 2
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もともと、「話すための英文法」シリーズの前に出版されていた本で、初版が2000年ごろの割と古い本になります。「話すための英文法」シリーズが研究社からの出版なの対して、「中学英語で言いたいことが24時間話せる」の2冊は何雲堂からの出版になります。

古い本なので、話題にしている人も今は少ないだろうなとネットサーフフィンをしていたら、英語の達人ジム養成所というサイトを運営の新村真也さんの記事でも実際に自分で使った参考書として紹介され絶賛されていました。外部サイトですが、実際に使った方かつ英検1級&TOEIC975点という実力者の方の記事なので、非常に参考になりますので、以下に参考サイトとして紹介します。

私は書店巡りが好きなので、この本も出版された頃から存在を知っていたのですが、当時は音読学習の有効性を認識しておらず、

「何だ!このレベルの低い本は。こんなんで24時間話せるわけないだろ!!」

と見向きもしていませんでした。むしろ派手な宣伝に嫌悪してました。

あのころから、音読学習を徹底的にやっていればと悔やまれます。

さて、「中学英語で言いたいことが24時間話せる」は、パート1とパート2の2冊になっていて、中学レベルの文法項目ごとに短い例文がたっぷりあります。

例えば、知覚動詞なら、

①I saw them go into that restaurant.

②We watched them come out of the entrance.

③He heard somebody go out.

といった例文が多数あり、口慣らしにもってこいの分量です。

「話すための英文法」シリーズとの一番の違いは、使われている単語です。

「中学英語で言いたいことが24時間話せる」は、使われている英単語が本当に中学生用の問題集のような味気のない教科書的な基本単語が多いです。

しかし、「話すための英文法シリーズ」は、大学生でも知らないような実用的な単語が多くなります。

例えば、self-made man、sensitive to the cold、snoop、dead beatなどの単語が当たり前のように出てきます。

ですから、難易度の高い単語が負荷になり過ぎるようでしたら、「中学英語で言いたいことが24時間話せる」の方で基本例文をしっかり口慣らしするといいと思います。

私自身は、飽きっぽい性格なので、「話すために英文法」シリーズに出てくる多彩な英単語が好きでした。しかし、「話すために英文法」シリーズのすべてをやり抜こうとすると、超入門編を除いても7冊あります。2冊に絞って負荷を大幅に減らすメリットを感じる学習者も多いはずです。

ただ、どちらにしても市橋メソッドが詰まった良書だと思いますので、各人の好み、現在のレベルに応じてどちらか選ぶといいでしょう。(どちらもこなすのは大変です。)

以上です。

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