人気の発音教材「ネイティブスピーク」の効果と評判

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人気の発音教材「ネイティブスピーク」効果評判はどうなのでしょうか?

実際に購入した結果をレビューをいたします。

「1日わずか20分で、60日後にはネイティブの発音ができるようになる。」

一般に英語の学習では後回しにされがちな「発音」の学習ですが、最近はどの英語学習本を読んでも発音の重要性が強調されていると言っても過言ではありません。

そのため、英語の発音に真剣に取り組む学習者が近年増えていると思います。

しかし、受験生時代に発音に取り組んだ経験がなく、「何から手をつけたらいいのか分からない。」という方が多いのが現状です。

そんな発音に悩む学習者に注目されるネイティブスピークはどんな教材なのか?

人気教材の実態に迫ります。

ネイティブスピーク」 とはどんな教材?

「ネイティブスピーク」は、世界最先端のCG映像を駆使した発音習得のための教材です。

ネイティブが発音するときの口の中の動きが一目瞭然ですので、日本人が挫折しやすい発音の学習に画期的な教材です。

書籍でも発音を扱ったものが多いですが、文字での説明が分かりにくくイライラされた経験を持つ方も多いと思います。

CGを使っているので、視覚的に非常に分かりやすいのが最大の特徴で、カタカナ英語から卒業するのに最適な教材なのです。

・書籍や付属のDVDだけでは、習得に限界がある。

・とは言え、スクールに授業料を何十万円も費やすのは。。。。

そんな不満を感じていた方は、ぜひ続きをお読み下さい。

ネイティブスピークの教材の内容

ネイティブスピークを購入すると、次の教材が送られてきます。

・テキスト1冊

・DVD2枚

・CD1枚

DVD(DISC-1)の内容

ネイティブスピークの一番のキモとなるのが、このDVDのDISC-1です。

英語の母音と子音の正しい発音の仕方が一目瞭然となります。

英語の発音で重要になるのが、唇、歯、舌の動き+息づかい(呼吸)になります。

従来の教材だと、これらの動きは、写真だけで説明をされていましたが、それだと舌などの口の中の動きがどうなるのか分かりません。

そこをCGで舌の位置だけでなく、その動きを再現することで、今まで見えなかった部分が可視化されています。

DVDのDISC-1がどんな内容なのかをご紹介します。

まずは、はじめにAからZのアルファベットの正しい発音を学びます。

次に16個の母音と24個の子音をSGを駆使した映像で発音方法を確認していきます。

DVDで学びたい音を選択します。まずは、母音か子音を選択します。

それから聞きたい音をクリックします。

ここでは、母音の画面を紹介していますが、子音も同様な画面になりますので、簡単に学びたい音を選択することができます。

DVDの見やすさ(必要な情報へアクセスのしやすさ)もネイティブスピークの魅力です。

順番に一つず学んでいくのもいいですし、学びたい音を優先して学習してもいいでしょう。

聞きたい音を選択したら、動画の内容は次の通りになります。

1. CGを使って発音方法と口の中の動きを確認

2. 正面からのネイティブの口の動きの確認

3. 真横からのネイティブの口の動きの確認

4. 単語・文単位で発音してみる

1 CGを使って発音方法と口の中の動きを確認

ここでは「i」の音を選択したので、その動画に移動します。まずは、「Scott Perry Tongue Position」の確認からです。

「Scott Perry Tongue Position」の位置関係は、テキストで確認できます。

ここでは画像なので分かりにくいのですが、実際の教材は動画なので、CGで舌がどう動くのか忠実に再現してくれ、口の中の状態が分かります。

そして、動画を見ながら、具体的な発音のポイントの解説を聞きます。(詳しく具体的で分かりやすい解説なのが嬉しいです。)

テキストで発音を学んだことがある方は、曖昧な文章での説明に「実際にどう口を動かせばいいのか」「本当にあっているのか」と悩んだことがあると思います。

そのイライラを見事に解消してくれるのがネイティブスピークの最大のメリットです。

2 正面からのネイティブの口の動きの確認

CGで口の中身の動きを学んだら、次はネイティブの外側の口の動きを正面から確認します。(ここでは、iではなくnの発音の画像を使って説明します。)

ここでは、口の音は、もちろん、英語の正しい音を確認します。

例えばなんですが、子音の「s」の発音を動画でしっかり学べば、英語の「s」の発音が日本語の「さしすせそ」と全く別物の音だということが分かるはずです。

3 真横からのネイティブの口の動きの確認

正面の次は、横からの口の動きを確認します。

 例えば、「u」の発音の場合は、どの程度、唇を前に出すのかの動きが重要になります。よく正面からの写真しかない参考書もありますが、それだと不十分なのは、唇の動きが分かりにくいからです。

その点、ネイティブスピークは学習者の視点に立って作られています。

4 単語・文単位で発音してみる

最後に、ある1音だけの発音練習だけでなく、単語・短文単位での練習を次の3パターンします。

(ア)その音が前に来る単語の発音

ある音の正しい発音方法を学んだら、次の具体的な単語で練習をしましょう。

まず、「n」の音が前に来る単語の発音を確認できます。

「nest」のようにnが前にくる単語の場合は、発音する際、口の動くを事前に準備することできるので、もっとも練習しやすいと言えます。

まずは、nが前にくる単語でしっかりと正しく発音ができるように練習するといいでしょう。

(イ)その音が中間に来る単語の発音

「n」の音が前に来る単語の発音の次は、「n」の音が中間に来る単語の発音を確認できます。

「n」の音が前に来る単語の発音より、少し難しいと思います。

ここでは、「once」の発音です。

(ウ)その音が後ろに来る単語の発音

「n」の音が中間に来る単語の発音の次には、「n」の音が後ろに来る単語の発音を確認します。

ここでは、「when」の発音になります。動画の真似をすることで、whenの発音の後ろに、英語の「n」らしい美しい響きを出せるようになります。

(ウ)その音を含む英文の発音

「n」の音を含む英文でどう発音されているか確認します。

自分でも先生通りに発音できるように練習してみましょう。

DVD(DISC-2)の内容

DVDのDISC-2は、次の構成になります。

1.リエゾン(39項目)

2.スピーチ

●ケイリントン先生の自己紹介

●アメリカ式ボイストレーニング その1

●アメリカ式ボイストレーニング その2

1 リエゾン

リエゾンとは、英語をナチュラルスピードで話した時に、単語と単語がくっついて発音される現象のことです。

個別の単語の発音を気をつけるだけではなく、リエゾンを意識しただけで、英語らしい発音になります。また、聞き取りもしやすくなります。

ネイティブスピークでは、ネイティブがよく使う39のパターンの紹介をしています。

ただし、リエゾンの学習に関しては、市販の専門の本の方が、詳しいと思われますので、すでにリエゾンをしっかり学習した方には物足りない内容になると思います。

逆に全くにリエゾンを学習したことがない方は、39のパターンをしっかりと身につけると、発音がスムーズになり、英語の聞き取りやすくなるはずです。

2ー① スピーチ(ケイリントン先生の自己紹介)

ケイリントン先生の簡単な自己紹介になります。

発音が明瞭なケイリントン先生は、発音のお手本とするのにぴったりです。

先生の口の周りに注目して、観察してみてください。口をほとんど動かさず話すことができる日本語と口周りが忙しい英語との違いを感じて見てください。

違いを実感することで、次のアメリカ式ボイストレニーングの必要性が理解できるはずです。

2ー② スピーチ(アメリカ式ボイストレーニング その1)

英語らしい発音をするために、必要なことが述べられています。

日本語と英語の発音の大きな違いに、「息の強さ」がよく挙げられます。

英語を美しく発音するためには、トレーニングが必要になります。

具体的に次のような、美しい発音を身につけるための方法が述べられています。

・ボイストレーニングを効果を出すための2つのコツ

・英語の発音をするのに必要な筋肉をつけるためのトレニーング方法

・クリアな子音の発音をするためのエキササイズ方法

2ー③ スピーチ(アメリカ式ボイストレーニング その2)

発声・発音のトレーニングを楽しんできる方法が、さらに多くのものが紹介されています。

顔の筋肉の使い方や声帯を柔らかくするトレーニングなど豊富なトレーニングが盛りだくさん紹介されています。

さらに一段上を目指す方は、地道なトレーニングも取り入れるといいでしょう。

「ネイティブスピーク」 の特徴は?

ネイティブスピークの大きな特徴は、次の2点です。

①英語発音の世界的権威スコットペリー氏の監修

日本人の英語にも精通した英語発音の世界的権威スコットペリー氏による監修のもと制作されています。

スコットペリー氏は、25年間にわたり2000人以上の日本人の発音の矯正を指導してきて、日本人に短期間の間でネイティブに通用する英語力を身につけさせることに定評があります。

最近では、キアヌ・リーブス主演のハリウッド映画「47Ronin」に主演
することになった日本人の有名女優の指導などの実績があります。

スコット・ペリー氏が開発した「Scott Perry Tongue Position」をCG映像化したというのが「ネイティブスピーク」の一番の特徴と言えるでしょう。

※「Scott Perry Tongue Position」とは、英語の発音が苦手な日本人のために作られた舌などの位置を明確に指定した図表です。

②プロのボイストレナー・ケイトリン先生による発音指導

ニューヨークで本格的なボイストレーニングのレッスンを受けた後、プロのボイストレーナーとして活躍するケイトリン先生が講師として発音指導を担当されています。

ケイリントン先生の発声は素晴らしく、何度聞いても飽きることがありませんでした。

発音のトレーニングをするにあたって、ナレーターの役割は大きいものがあります。

「ネイティブスピーク」 の評判が高い理由

「ネイティブスピーク」は、厳選した英語教材を誌上体験して評価をした「本当に上達する 最速英会話メソッド」(ダイアプレス社)という雑誌の中でも英語力アップ期待度が☆4つ(最高☆5つ)と高い評価でした。

「ネイティブスピーク」が評判の高い理由は、次の2点があると思います。

①ネイティブのような美しい発音を身につけることができる

ネイティブのような発音が身に付くことで、会話に自信がつきますのでネイティブとの会話にも積極的になれるでしょう。

「ネイティブスピーク」では、

①全てのアルファベットの正しい発音

②英語の母音・子音の正しい発音

を学ぶことができます。

ですから、1日20分の正しい訓練をすることで、大幅に発音が上達することができるはずです。

そもそも英語の発音を真剣にした経験がある方は少ないはずですので、大抵の方は、伸びしろが大きいので、みるみる効果が実感できるはずです。(私も初めて発音の訓練をした時は進歩が感じられて楽しかったです。)

しかし、私が「ネイティブスピーク」に効果を期待した別の大きな要素は、次の点です。

②リスニング力が向上する

意外に思われる方も多いかもしれませんが、正しい発音を身につけることでリスニングの能力が向上します。

実際に、購入された方が「リスニング能力が向上した」という成果を挙げられるケースが多いのです。

リスニングを苦手にされる方なら、漠然とリスニング素材のCDを聞いても、なかなか聴き取れるようにならないという経験があるはずです。

その原因の1つに正しい音を知らないというのがあげられます。

例えば、英語の「S」の音を日本語のサ行(サシスセソ)で置き換えているうちは、正しい聴き取りは不可能なのです。

※詳しい内容は、弊サイトの記事正しい発音の重要性をご参照下さい。

scienceのSは「イエンス」でもなければ、
screamのSは「クリーム」ではありません。

正しい発音を知ることなしに、正確なリスニングはできません。

例えるならば、正しい発音を知らない耳は、「ザル」のようなものです。

そのザルである耳に大量の英語を聞かせても、ザルに大量の水を注ぐようなもので時間の無駄になることが多いのです。

ですから、後回しにしがちな発音の学習ですが、30日間だけでも真剣に取り組めば、後々の伸びが違ってきます。

急がば回れです。

自分がそのことを実感したのは、英語の学習に真剣に取り組み始めた頃の経験があります。

リスニングの学習素材のCDでアメリカの元大統領クリントン(Clinton)という単語が聴き取れなかったのです。

日本語読みするとクリントンなんですが、英語でふつうに発音されると「クリンン」となります。「t」の音が飲み込まれるのです。

「こんな簡単な単語も聴き取れないないのか!」

この時の経験がかなりショックで、発音の重要性を実感して、正しい音やリエゾンなどの英語のルールに真剣に1ヶ月ほど取り組みました。

その間の1ヶ月の間は、リスニング対策のCDを聞く時間や、読書の時間が大幅に減りましたが、発音の学習に真剣に取り組んだことで、その後のリスニングの伸びがかなり違ったと実感しました。

ですから、リスニングの上達を目指している方こそ、発音学習をしっかりすることをお勧めます。

「ネイティブスピーク」 のまとめ

「ネイティブスピーク」は英語の発音に特化した教材ですが、正しい発音を知ることで、「スピーキング」だけではなく「リスニング」にも効果が出てくるはずです。

・ネイティブのような発音を身につけたい

・リスニングに伸び悩んでいる

そんな学習者にお勧めの教材です。

 

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