英語のリスニング力を楽しく身につけたいという方も多いと思います。
退屈な市販の教材を繰り返し聞くのは、
苦行でしかないと思いますよね。
そこで、「洋楽」を聞いて英語のリスニング力を付けたいと
考える方が多くなっています。
洋楽でリスニング力をつけることの魅力はどういった点でしょうか?
「洋楽で学ぶ」のキーワード
「楽しい」から「継続」できる。
英語学習は、「継続」が第一です。
3日で英語がペラペラになるのはむつかしいです。
その「継続すること」が大変で、退屈な教材を根性で
何年も続けられる人はごく一部です。
「楽しい」という感情がともなってはじめて、
誰にでも学習の継続が可能になります。
洋楽で学びメリットはどんな点でしょうか?
簡単に思いつくのは、音楽で学ぶと覚えやすく忘れにくいというのが
一番のメリットだと思います。
その他には以下のようなメリットがあります。
□英語のリズムをつかむのに最適
「リズムこそ英語の命」という英語上級者が多いです。
のっぺりとした日本語に慣れ親しんだ日本人に取って、英語のリズムに
ノるというのはひと苦労です。
ときに「死んだ英語」と酷評される市販の教材と比べて、
「洋楽」は生きた英語を学ぶことが可能で、
当然、英語のリズムを自然に体得することができます。
□リエゾンなど英語の音の変化に慣れることができる
受験英語に慣れ親しんだ方が苦労するのが、
リエゾンなどの「音の変化」です。
目で見た発音と耳で聞く発音が大きく異なるので、
面食らう方が多いと思います。
私も以前は、元アメリカ大統領の名前の発音さえ聴き取れませんでした。
“Clinton”が、なぜ「クリントン」ではなく、「クリンン」と発音される
のか理解ができませんでした。
もちろん、市販の書籍で、英語の音の変化を学ぶのが大切ですが、
その後の実践の場として「英語の音の変化」のパターンを多く聞いて
自分の体に沁み込ます必要があります。
その、実践の場として、洋楽は非常に役立つ学習手段になると思います。
□決まった言い回しやよく使われる表現を身につけることができる
これは、必ずしも洋楽だけのメリットというわけではありませんが、
よく使う言い回しを自然に身につけることができます。
リスニングの学習にお勧めの歌手の曲を紹介します。
・ビートルズ
洋楽と言えば日本人のあらゆる世代に最も馴染み深いビートルズ。
名曲が多いので飽きがこず、基本フレーズの習得に一番のお勧めです。
・カーペンターズ
発音の美しさから英語のリスニングの訓練に使いやすいカーペンターズ。
その中でも“top of the world”は最も人気の曲の1つです。
・Simple Plan
英語が聞き取りやすいと評判のSimple Planの曲。一般的な知名度は低い
ですが、英語の学習の取り入れている学習者が多いアーチストです。
音楽と英語の勉強は別物で、「洋楽を聞いても英語は身に付かない」と
言われる人もかなりいると思います。
そういった方に共通して欠けているのは、次の2点だと思います。
・聞く回数
・意識して聞く
まず、「聞く回数」ですが数回聞くだけでは、
当然英語は身に付きません。
『英語耳』という著書で有名な松澤喜好氏は、その著書で1曲につき
300回繰り返して聞くことを提唱されています。
300回聞くことは、難しいと思うかもしれませんが、
好きな曲を選べば充分可能です。
ですから、洋楽でリスニング力をつけるためには、曲選びがもっとも
大切と言えるでしょう。
次に「意識して聞く」という点です。
初めは漠然とメロディーだけを追って聞くのもいいかもしれませんが、
歌詞カードで歌詞を確認したり子音の音の違いや強さの違いに意識を
向ける必要があります。
それに並行して、母音や子音の音1つ1つに対して、
正しい発音法を学ぶとより効果的です。
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リスニングの聞けないを克服する教材
・リスニングパワー