中学レベルの英語に自信がない方は、文法と精読の学習を心がけましょう。
このレベルに不安があると、どんなに知識を詰め込んでも意味がありません。
高校時代に英語をあまり学習してこなかった方は、中学英語をやり直すことが面倒なようでも、実は近道だと思われます。
中学英語のやり直しにお勧めの教材は以下の通りです。
1.くもんの中学英文法(くもん出版)
2.くもんの高校英文法(くもん出版)
3.Z会中学英文法Fine(Z会出版)
4.速読英単語中学版(Z会出版)
中学生英語をやり直すと言っても、中学1年生が勉強するようにゆったりと学習している時間はありません。最短で仕上げましょう。
本当に中学レベルがある方は、まずは「1.くもんの中学英文法」をじっくりかつ迅速に仕上げましょう。
まず、1、2に出てくる例文をしかっり身につけましょう。1文につき最低5回は音読しましょう。2は高校英文法となっていますが、実際は中学上級の内容になっています。1の続編と捉えて下さい。
これらの2冊は、穴埋め問題や練習問題など余計なページがなく、中学英語を駆け足で仕上げるようにできています。公文式らしい合理的な作りです。
それに対して、3はZ会の書籍ですので、中学生が学習しやすいように穴埋めの練習問題などがあります。
大人が一気に学習するには、練習問題などが邪魔ですが、1、2の書籍と違い付属のCDがありますので、音読する際に発音に不安がある方は3を利用するといいでしょう。
付属のCDで音声面もバッチリとカバーできます!
1−2又は1−3と学習を進め、基礎的な文法が身に付いたら、4.速読英単語で長文の学習をします。
単語集のようなネーミングですが、中学上級レベルの長文が網羅されていますので、単語・熟語の学習とともに、長文に慣れるのに最適な本です。
CDを聴きながら何度も音読すれば、かなりの英語力がつくはずです。
これらを完成させれば、中学英語は万全になるはずです。
日常会話が英語学習の目的の方は、ここまでの学習でも文法に関しては充分と思われます。あとは、決まり文句を多く身につけることが大切です。
以上です。
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