リスニング学習法①ディクテーション

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リスニングの効果的な学習法として、ディクテーションがあります。

ディクテーションとは?

ディクテーションとは、英語音声を聞き、聞き取ったものを書き取る学習法をいいます。

分からない部分は、カタカナで表記したりして、英文全体を書き取ることで完成させます。

もちろん、一回で書き取ることは、困難ですので、通常は何度を音声を繰り返し聞くことになります。

正確に書き取ることにより、誤摩化しが効かないので、正確性という部分では非常に優れた学習法です。

その反面、わずか数行の文章にも、30分以上かかることから、その学習効果に疑問を持つ声もあります。

ディクテーションの学習の手順

おおまかな学習の手順は次の通りです。

① 自分の興味の持てる教材を用意する

② 英文を聞き取り、即座に紙に書き取る
※分からないときは、カタカナなどで聞こえた通り書く

③ 自分の解答とスクリプト(原稿)を比べ弱点を把握する

もちろん、自分の解答とスクリプトを比べるまでに、これ以上無理となるまで、何十回と聞くことが前提です。

ディクテーションのメリットとデメリット

一般に、ディクテーションのメリットとデメリットは以下の通りです。

ディクテーションのメリット
・聞き取れていないところが、鮮明に分かる
・英語を集中して聞くことに慣れる
・何度も聞くので文章が耳に残る
・正確性が身に付く

 

ディクテーションのデメリット
・何度も聞き、書き写すので時間がかかる
・集中力を必要とするので疲れる
・何度も同じ文章を聞くので飽きやすい

 

 集中力を必要とすることが、メリット・デメリット両方の原因になっています。

効果が高い学習法と言われながら、挫折する方が多いのも事実です。しかし、一度は実際に合うかを試してみて欲しいと思います。

その際は、次の点に注意するといいでしょう。

・完璧を求めない

・難しい教材に手をつけない

・何度も聞くので興味を持てる教材を選ぶ

・時間を制限して学習する

これらに気をつけるだけで、挫折する可能性がだいぶ減るはずです。

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