HTML・CSS のおすすめの入門書をご紹介します。
独学でホームページを作ってみたいけど、どんな入門書を選べばいいか分からない初心者も多いでしょう。私もかつてそうでした。
よくネット検索で、「初心者 おすすめ HTML・CSS 入門書」と検索して、第1位と紹介された本を購入して、
どこが初心者向けやねん!
そう思って挫折した経験のある方も多いでしょう。
ですので、超初心者は慎重に吟味して入門書を選ぶ必要があります。
はじめに断っておきますが、私はWEBの専門家ではありませんし、その道を職業にしているものではありません。でも、英会話向けのこんなサイトを運営しているので、簡単なサイトなら作れます。
ちなみにそうした知識は独学で身につけました。ですから、WEBの専門学校に通ったり、WEB制作会社の充実した研修を受けたりせず、自力でサイト制作の技術を学ぶ大変さは実感しています。
WEBサイト制作のプロの方の記事だと、自分が過去にした苦労を忘れて、難易度の高い“入門書”を初心者にも役立つと思い込みがちです。
まったくサイト制作をしたことにない超初心にもっとも近い視点で私なりに役立つ書籍を紹介します。
はじめの1冊としておすすめの1冊と、次に学ぶ2冊目として役立つ入門書4冊をご紹介します。
すべて自分が実際に使い込んだ入門書の中からご紹介します。
HTML・CSS 超初心者におすすめするBEST1
HTML・CSS 超初心者にお勧めしたいはじめの1冊の入門書を唯一1冊だけ紹介します。
『これからはじめる HTML&CSSの本』
デザインの学校から出ている『これからはじめる』シリーズは、HTML&CSSだけでなく、PhotoshopやillustratorのようなWebデザインのツールの解説に初心者にわかりやすく人気がある入門書として有名です。
サイト制作に関して右も左も分からない初心者でも、ほとんどの人が理解できると思える1冊です。
たいてい大手書店で平積みされている“入門書”のほとんどが、「これから始める人向け」と銘打っているものの、少しイロハをかじっていないと理解するのが難しいのが現状です。
言い方を変えれば、多くの人に売れる入門書というのは、ある程度Web制作をかじった人も満足させられる内容だからこそ、売れると言えるのでしょう。
ちょっと高度な内容を盛り込むため、本当の初心が置いてきぼりになりがちです。
しかし、『これからはじめる HTML&CSSの本』では、サイトを作るための、最低限の情報だけがも盛り込まれています。ですので、ちょっとWeb制作をがじった(かつて挫折した)人にとって物足りない内容となっています。
だからこそ、初心者には、細かい枝葉にこだわらず、森全体を俯瞰できる内容となっています。
本当の初心者は、浮気せずこの1冊に没頭してください。
最初から通して読むことで、体系的な知識や操作が身に付きます。
・見出しを設定する
・箇条書きを設定する
・画像(動画)を埋め込む
・表を作成する
・グローバルメニューを作成する
・ページ同士を連携する
・リンクを設定する
もちろん、手順通り作業を進めることで、サンプルサイトと同じサイトが出来上がります。
こうやってサイトを作られているのか!
そこまで見栄えのいいものではないにしても、はじめて作った自分のサイトにそう感動するはずです。
HTML・CSS 超初心者におすすめするプラスαの3冊
HTML&CSS入門者で終わりたくない学習者向けにお勧めの入門書を紹介します。
入門書と言えど、かなりクオリティーの高いサイトを作れるようになります。
・HTML&CSSの基礎はかじった方
これから紹介する入門書は、どれも優れたものですが、本当の入門者が挑戦すると、90%以上の確率で挫折すると思います。
そういう超入門者は、ぜったいに『これからはじめる HTML&CSSの本』からはじめた方がいいですよ。老婆心ながら。
最高の2冊目『HTML5&CSS3デザインブック』
『HTML5&CSS3デザインブック』は、私がもっとも使い込んだ1冊です。
『これからはじめる HTML&CSSの本』でしっかりと基礎を身につけた学習者が、さらなるステップUPを目指すのに最適な1冊です。
→サイトの骨格のみ学ぶ
『HTML5&CSS3デザインブック』
→サイトを美しく魅せる技術を学ぶ
『HTML&スタイルシートトレーニングブック』
次にお勧めしたいのは、『HTML&スタイルシートトレーニングブック』です。
このトレーニングブックは、前述の3冊と違って、辞書替わりに使いました。
本の外観から、1から学ぶのに適した入門書のように思えますが、細かい部分に詳しいのが特徴です。
本当の初心者に伝わるか分かりませんが、文字の装飾とか背景画像の指定とかテーブルの作成は、ふつうの入門書は、1つのテーマに対して、標準的なパターンを1つか1つ装飾を紹介して終わりというケースが多いのです。
しかし、『HTML&スタイルシートトレーニングブック』では、テーブルの作成という1つのテーマに対して、いろいろな種類のものを扱っています。自分の表現力を高めたい人には必携の1冊です。
図解!HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本
次にお勧めなのは、『図解!HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本』です。こちらも、辞書的に使いました。
『HTML&スタイルシートトレーニングブック』も辞書的に使いましたが、違いを説明します。
『図解!HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本』は、説明が詳しいのが特徴です。今までなんとなく漠然と理解していたところが、分かりやすい説明で一気に腑に落ちたりと理解型の1冊です。
同じ辞書型の入門書でも次のような違いがあります。
・・・情報を網羅型
『図解!HTML&CSSのツボとコツがゼッタイにわかる本』
HTML & CSSのハイレベルな入門書
『ほんの一手間で劇的に変わるHTML & CSSとWebデザイン実践講座』
『ほんの一手間で劇的に変わるHTML & CSSとWebデザイン実践講座』も、おすすめしたい1冊です。
一歩進んだWebサイト制作の知識が一気に学べます。前述の『HTML5&CSS3デザインブック』よりさらに凝ったサイトを作り学びたい学習者にお勧めです。
この1冊を“入門書”として紹介していいものか迷いましたが、順を追って学習していけば、独学でも辿り着ける内容だと思い紹介いたしました。
せっかくサイト制作に挑戦するなら、このレベルを目指して欲しいと思います。
今まで紹介した入門書3冊の取り組む順番をまとめると以下の通りになります。
↓
『HTML5&CSS3デザインブック』
↓
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』
↓
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』
HTML・CSSの入門書のまとめ
本当の初心者の方は、どれが自分に合った入門書か判別をするのが難しいと思います。
どれから始めようか悩んでいるなら、
『これからはじめる HTML&CSSの本』
この1冊が間違いなくおススメです。
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