英会話学習のための「話すための英文法」を学ぶオススメの本として、
「話すための英文法シリーズ」や「話すための瞬間英作文シリーズ」を
紹介してきました。
今回は、両シリーズよりコンパクトな毎日の音読のための良書として
「毎日の英文法」(ジェームス・M・バーダマン著)を紹介します。
著者は、「毎日の英文法」の特長として次の2点をあげられています。
①話すために必要な英文法の基礎が網羅されている
②英語ネイティブがリアルによく使うフレーズだけでつくった
「使える文法を優先して身につける」ことを第一として、時制、助動詞、
前置詞、代名詞など会話に頻出の55項目に分類されています。
その項目ごとに通常の文法書と異なる視点からの文法項目の簡単な解説
と基本例文が14文収録されています。
全体では、700文くらいになります。ただ、一文が7ワードほどになり
ますので、暗唱しやすいと思います。
また、文法的には正しいけど、絶対にネイティブが使わない不自然な英文
を排除しているとのことで、実践的な例文を効率的に学べます。
音読の口慣らし的な教材として非常にいい内容だと思います。
サブタイトルが、頭の中に「英語のパターン」をつくるとなっていますが、
まさしく、コンセプトは、「話すための英文法シリーズ」や「話すための
瞬間英作文シリーズ」と一緒になります。
“「自ら口に出して暗唱できる」「単語を入れ換えた文章がいえる」という
レベルまでトレーニングすれば、必ず自分から英語の言葉が出せるように
なります。” と著者も書かれています。
逆に言えば、効果を感じるためには、そこまでやりきらなくてはならない
ということです。
音読を毎日30分続ければ、短期間で効果を感じることができるはずです
ので、継続して学習することが大切です。
確かに、学習としては、30分は短いですが、短文の音読をすると決して
楽な作業ではありません。本腰を入れて取り組むといいでしょう。
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