「話すための瞬間英作文シリーズ」| 英会話上達への近道

「瞬間英作文」こそ一般的な日本人が最短で英会話をマスターする一番の
方法だと思います。

もちろん、幼い頃から海外生活を送ったりすることが一番の環境ではあり
ますが、ほとんどの日本人には非現実的ですので、ここでは選択肢として
外しています。

実際に私も「瞬間英作文」のメソッドを取り入れることで、ストレス無く
英会話をすることが出来るようになりました。

 

そもそも「瞬間英作文」とは?

「瞬間英作文」という言葉は、「英語上達完全マップ」など多数の著作で
知られる森沢洋介氏が提唱されている学習法です。

「瞬間英作文」という言葉は、その絶妙なネーミーングから一人歩きして、
いろいろな人に引用されていますが、

私としては「中学レベルの短文を暗唱レベルまで何度も繰り返すことにより、
英文を即座に作ること目的とした英会話学習法」と理解しています。

具体的に言えば、

・I was tired yesterday.

・How did she go to the zoo?

・My mother get up earliest in my family.

・Will you please help me? – Sure.

・We visited America last year.

このような中学レベルの英文をひたすら音読します。
一冊に1000例文ほどあります。

音読の効用を最大限に利用するという意味では、國広正雄氏の「只管朗読」
に通じるものがあります。

従来の受験勉強のような辞書と睨めっこして、5行の英文に30分かけて
訳すという学習法ではなく、口を使った肉体的なトレーニングになります。

ですから、音読の学習に慣れていない方は、まずは「1日30分」を目安に
頑張るといいと思います。

30分と言うと、「勉強時間として少なすぎでは?」と思われる方が多い
はずです。

しかし、経験ない方は実感がわかないかもしれませんが、同じ30分間の
学習時間といっても訳読と音読ではまったく疲れ方が違います。

30分休みなく短文を音読すると肉体的にかなりくたくたになります。

口が乾いて、手元に水は必須になります。

そう、瞬間英作文というは、「お勉強」ではなく縄跳びや腕立てと一緒の
「トレーニング」なのです。

私としては、「英会話」を身につけたい人が、口を使ってトレーニングを
するというごく当たり前の学習メソッドだと思います。

従来の学習法のように、会話をすることなく、テキストを睨めっこするだけ
で会話を身に付ける方が無理があると思われます。

 

瞬間英作文に人気のテキスト

具体的な学習に入る前に「瞬間英作文」の学習素材として人気のテキストを
紹介します。

☞「瞬間英作文」を実践するなら王道教材は、森沢洋介氏の「瞬間英作文」
シリーズでしょう。英文が単純で飽きやすいというデメリットがありますが、
意欲ある中学生から現役の大学生、社会人まで幅広い層の方に利用しやすい
教材です。

ビジネスマンに人気の市橋敬三氏の人気シリーズ

・中学英語で24時間話せる                      ・話すための英文法Step①〜⑦                     ・英語が話せる魔法の英文法シリーズ全5巻 

☞市橋敬三氏の教材を利用するなら、私も本がボロボロになるまで使った
「話すための英文法」シリーズをお勧めします。

「中学英語で24時間話せる」も音読学習を取り入れようか迷っている方
の導入教材としてお勧めです。

高速音声で右脳を活性化して60日で600フレーズを完全記憶

七田式 完全記憶英会話 

☞右脳開発に力を入れている七田式らしく、CDが1.5倍速、3倍速に対応
しているのが特徴です。資格試験などで高速学習に慣れ親しんだ学習者には
特にお勧めです。

これらは、短文フレーズの音読素材として非常に人気がある教材です。

ちなみに私が実際に利用したのは、森沢洋介氏の「瞬間英作文」シリーズ
ではなく、市橋氏の「話すための英文法」シリーズです。

この2シリーズは、書店でも人気のシリーズになりますが、好みに応じて
どちらかを選択するといいでしょう。

私としては、ビジネス的な単語や熟語が例文に多い「話すための英文法」
シリーズを利用しました。

七田式の「完全記憶英会話」は、ネットを中心に口コミなどで評価の高い
英会話教材で、私の知り合いでも効果を実感されている方が多いです。

「7+English」という名前でも知られています。

「瞬間英作文」をするときのポイント

「瞬間英作文シリーズ」の筆者である森沢洋介氏は、その著作の中で瞬間
英作文トレーニングを行う際のポイントとして次の3つをあげています。

・簡単な文を数多く作る

・スピード、滑らかさを重視する

・暗記しようとしない

どのポイントも瞬間英作文トレーニングをしていく上で、根幹となるもの
ですので、詳しく内容を知りたい方は、「英語上達完全マップ」のP91
からP93をご参照下さい。

特にスピードと滑らかさが重要ポイントです。

例文がスラスラと体に沁み込むような感覚になるまでトレーニングが必要
です。

もしかしらたら、著者の意見と違うかもしれませんが、私が瞬間英作文に
取り組んだときに心がけた点をご紹介します。

①1つの例文につき最低100回音読する

これは、「話すための英文法」シリーズで市橋敬三氏が、「最低80回」
と書いていたのを基準に自分の目標として100回を課しました。

このくらい音読を繰り返すと、「暗記せずとも暗記できる」状態に近づき
ます。

やはり10回や20回だと少なすぎる気がします。スラスラ感が出るよう
にするには、最低100回を目指したいところです。

②1つの教材を信じてやりきる

もしかしたらこれが一番難しいことかもしれません。

どうしてもテキストが簡単なので、「本当にこれだけでいいのか?」と
不安になり、他の教材に浮気をしがちなのです。

やろうと決意してから1週間くらいは頑張れても2週間目に突入すると、
飽きと単調さからか他の勉強に目が眩みます。

「ジョブスのスピーチのスクリプトを暗唱したい。」「洋書を読みたい。」
そんな浮気の虫がウズウズしてきます。

それをきっかけに、「やっぱ、や〜めた!」となりがちです。心当たりが
ある方も多いのではないでしょうか?

1つのテキストを信じきることが大切です。

③成長の手応えは、半年後にまとめてやってくる

努力に対する成果が、正比例で実感できればいいでしょうが、語学の特性
から、じっと我慢の停滞期が続き、みるみる成果が実感できる「爆発期」
のようなものがあります。

たいていの方は、この停滞期を我慢しきれず、「やっては止める。」の
繰り返しになります。

中途半端な努力というのが、労が多くて効果も感じられない一番苦痛で
もったいないことだと思います。

「瞬間英作文」のまとめ

「瞬間英作文」は、特殊な環境や能力を必要とする学習法でなく、あらゆる
タイプの学習者に実践可能なメソッドですが、単調な学習に飽きやすく挫折
しやいのも事実です。

しかし、その単調さに飽きることなく愚直に続けたときの効果は、
計り知れないものがあります。

私は、このシリーズで成果を実感できるようになるのに、6ヶ月
かかると思います。

簡単に6ヶ月と言いましたが、効果を疑心暗鬼な状態で毎日続ける
のはかなりの苦痛な作業になります。

ですから、このシリーズは挫折する読者が非常に多いのです。

まだ、難解な英文解釈の本の方が挫折しないと思われます。難解な
本だと毎日学習していて充実感があるからです。

ただ、TOEIC900を超えるような実力者でも、このシリーズを真剣に
音読し、話す訓練をしている人を多く知っています。

ですから、毎日30分でも構いませんので、この本を信じて音読を
ひたすら続けるようにしてください。

必要なのは、やる気だけです。

「中学・高校の6年間勉強して全く話せない。」

「高額な英会話教室に通ったが一切身につかなかった。」

「いろいろな参考書を読んでも中途半端に終わった。」

そんなイヤな過去を持つ方も「自分の過去」と決別して、「話せる自分」に
再度挑戦して下さい。

決して難しいことはないので、この本の習得に才能は必要ありません。
「当たり前のことを誰もやらない程度にやりきる」愚直な姿勢がある
かが勝負になります。