英検合格への近道!過去問対策はどの級でも最重要の勉強法だ!

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英検合格を目指すなら、過去問を攻略することがもっとも重要という合格者が多いです。

ご存知のように、英検には、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級と7つの級にレベルごとに分かれています。

しかし、英検5級から1級までのどの級でも、過去の問題を知らずして試験に挑むのは、かなり無謀な挑戦になります。

英検合格を目指すなら過去問集は必須と多くの合格者が言っているにも関わらず、過去問集を資料的に手元に置いているだけの学習者も多いようです。

しかし、資格試験を受けるためには、過去問の分析は真っ先にすべきことです。

実際に英検で出題された表現や単語を分析することで,よく出る表現や出題の傾向をつかむことができます。

はるか
でも、まったく同じ問題は出ないでしょ!

 

英語ツウ
仮に全く同じ問題でなくても、少し視点を変えただけの問題が出題されることが多いよ。それに出題傾向を知らないと無駄な勉強で時間を費やす可能性が高くなるしね。

 

過去問集を後回しにしてはいけない理由

過去問に対するありがちな間違った考え方は、主に次の3つです。

「過去問は本試験直前の腕試しまで取っておこう」

「まだ過去問を解く実力がないから、もう少し実力がついてから挑戦しよう」

「分厚くてやる気が出ない」

この3つがなぜダメなのか説明します。

「過去問は本試験直前の腕試しまで取っておこう」がダメな理由

過去問集を最初にやってしまうと、直前期に実力を試す問題がなくなってしまう

そう考える学習者が考えて、過去問集を温存する学習者が多いです。

しかし、過去問集がいちばん価値を発揮する利用方法は、出題傾向を知ることです。実力を試すたことではありません。

そのまんま同じ問題とまでいかなくても、類似の問題が繰り返し出題されているのが英検の特徴です。(英検だけでなく、多くの資格試験がそうです。)

出題傾向を知らずに勉強をするのは、とても非効率なのです。

もちろん、圧倒的な英語力があれば、過去問をやらずに合格は可能です。例えば、東京大学に合格した方が、英検3級を受験したら、過去問を解かずとも間違いなく合格できるでしょう。

しかし、そんな圧倒的な余力がある級を受験する方は、ほとんどいないはずです。

直前期の腕試しは、予想問題集でも大丈夫です。

「まだ過去問を解く実力がないから、もう少し実力がついてから挑戦しよう」がダメな理由

この理由には、一理あります。

確かにアルファベットのABCが分からないのに、英検4級の過去問集に手を付けても、チンプンカンプンで時間の無駄なはずです。

しかし、英検5級以外は、通常は、前級が合格しての受験だと思います。例えば、英検3級を受ける方は、英検4級を合格しているという状態のはずです。

であれば、そこまで無謀な挑戦でないので、過去問集に取り組む資格があります。仮に現時点で3割、4割くらいしか得点できる実力しかないとしてもです。

旅行であれば、目的地を地図で探してから歩き出すはずでう。かなり歩いてから地図を見るのでは遅すぎます。

まずは、過去問を1年分は解いてみましょう。

やってみると、絶望的に間違っているかもしれません。ですが、実際に自分で解いたからこそ気づく試験の傾向があるはずです。

もう少し実力がついてから・・・

そう言う学習者は多いです。しかし、過去問に挑戦せずして、英検が求めている【実力】が何なのか分かるのでしょうか?

「分厚くてやる気が出ない」がダメな理由

分厚くてやる気が出ない

この気持ちは分かります。

大学受験の参考書でさえ、薄手のものが売れている昨今、

なぜあんな分厚い本をやれるの?

これは当然の疑問です。

しかし、旺文社の過去問集で言えば、3回または6回分です。

分厚さは見掛け倒しで、実際には、1週間かそこら終わらせることは可能です。

しかも、半分以上は、全訳だったり、詳しい解説だったりします。

もちろん、あの分厚い本が、単語帳や文法書ならやる気がそがれるのは分かりますが、英検に合格したいなら過去問集は必須です。

英検合格の鉄則
過去問に始まり過去問に終わる

【級別】英検過去問集とその他の参考書との関係

英検の過去問集は、いろいろな出版社からリリースされていますが、いちばんのオススメはやはり英検対策で定評のある旺文社のシリーズです。

どの級も6回と3回に分かれています。

はるか
6回と3回どちらを選べばいいのかしら?

 

英語ツウ
やはり回数の多い6回の方がオススメだね。2~300円の違いで収録数が倍違うからね。4回を傾向を知るために使って、2回を直前期の力試しと分けて使うこともできるね。

 

はるか
あら、最新の試験問題がある3回もいいわね。

 

英語ツウ
でも、3回の方は出版時期が遅いので、その販売を待っていたら対策が遅れる可能性もあるよ。

 

最重要と言いましたが、過去問だけに取り組むだけの方は少ないはずです。

特に自分が受験する級のレベルと自分の実力の乖離が大きいほど、必要な学習量が増えます。

そこで、級ごとのオススメの参考書をまとめました。

英検5級

英検5級のレベルの目安は「中学初級程度」です。

英検5級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

 

英検4級

英検4級のレベルの目安は、「中学中級程度」です。

英検4級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

 

英検3級

英検3級のレベルの目安は、「中学卒業程度」です。

英検3級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

英検準2級

 

英検準2級のレベルの目安は、「高校中級程度」です。

英検準2級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

 

英検2級

英検2級のレベルの目安は、「高校卒業程度」です。

英検2級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

英検準1級

英検準1級のレベルの目安は、「大学中級程度」です。

英検準1級に独学で合格するための間違いない参考書選び!(分野別)

 

英検1級

英検1級のレベルの目安は、「大学上級程度」です。