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英検5に合格する勉強法について参考書選びをメインに紹介します。

英検5級は、英語を習い始めた方の最初の目標として最適の試験です。

合格率も約80%とかなりの受かりやすい試験と言えます。英検3級の約55%、英検4級の約70%と比べてもかなり高い合格率だと分かります。

英検5級のレベルの目安は、「中学初級程度」で、「初歩的な英語を理解し、表現できること」が求められています。

はるか
それだと漠然としてて分かりにくいなあ。必要な語彙数ってどれくらいなのかしら?

 

英語ツウ
英検5級に必要な語彙数は、300語~600語くらいと言われているよ。

 

以下、英検5級を目指すお子様を持つ保護者視点で書きます。

もちろん、300語~600語の語彙というのは、大学受験レベルを経験された保護者様からすると、相当に少ないと感じるでしょう。

しかし、はじめて英語を勉強するお子様にとっては、簡単な基礎単語を一つ覚えるのも大変な苦労になります。

私自身、英語をはじめて勉強しだした小学5、6年生の頃を思い出すと、例えば、「one,two,three」を覚えるのに「オネ、トゥオ」と必死に覚えて、“three”に関しては、「どう覚えればいいんだ?なぜeeが2つ重なるの?」とローマ字との違いに戸惑った経験があります。

そんな苦労を通じて、いつの間にか英語の綴りの法則性を自然と習得していくのでしょうが、初学者ゆえの学ぶ苦しみは、経験者には遠い過去のこととなっています。

単語一つ覚えるのも大変なのに、やるべきことは単語学習だけではありません。

英検5級というと、アルファベットと簡単な英単語をちょっと覚えれば合格できるようなイメージをもっている方もいますが、実際には中学1年レベルの英語力が要求されます。つまり文法的な項目も問われます。

しかし、英検3級から課される「英作文問題」と「面接」はありません。また、英検4級のように長文問題も出題されません。その点は受験しやすいですが、リスニングはあります。

この時期から、音声を意識した英語学習を心がける習慣をつけるためにも、英語初学者の英検5級受験はいい選択だと思います。

5級と同じく中学レベルの基礎的でかつ重要な内容が出題されますが、ちょっとした長文問題が出題されたりと、一段上のテストになります。

語彙のレベルも少し上がっています。

参考までに、以下の表は、『でる順パス単』という英検対策の単熟語集の級ごとの収録語数などをまとめたものです。

 

英検級数 レベル 用例の収録 収録語数
英検5級 中学初級 殆どなし 約600単熟語+定型表現
英検4級 中学中級 殆どなし 約680単熟語+定型表現
英検3級 中学卒業 全てあり 約1,300単熟語+会話表現
英検準2級 高校中級 全てあり 約1,500単熟語+会話表現
英検2級 高校卒業 全てあり 約1,700単熟語+会話表現
英検準1級 大学中級 全てあり(完全な文) 約1,850単熟語
英検1級 大学上級 全てあり(完全な文) 約2,400単熟語

 

熟語込みの数字ですが、600の語彙を覚える必要があります。どのくらい勉強しなくてはいけないかのちょっとした目安になると思います。

英検5級とはどんな試験?

英検5級がどんな試験形式なのか簡単に説明いたします。

英検5級の試験形式
一次試験のみ(二次試験は英検3級から)

●一次試験 筆記テスト(25分)とリスニングテスト(約20分)
●任意で受験 スピーキングテスト(約3分)

・筆記テスト
マークシート方式で選択問題が25問

・リスニングテクスト
マークシート方式で選択問題が25問

・スピーキングテスト(任意)
コンピューター上で受験するスピーキングテストです。「問題カード」を見ながら、文章を音読したり、質問3問に答えたりします。任意で受験のテストですので、一次試験の合否とは無関係です。

例年3回の受験機会があります。

2019年度を例にとると次の通りです。

第1回検定 第2回検定 第3回検定
受付期間 3月15日
~5月9日
8月1日
~9月12日
11月22日
~12月22日
一次試験 6月2日 10月6日 2020年
1月26日
二次試験 6月30日 11月3日 2020年
2月23日

※二次試験の日程はA日程のみ記載。B日程は、それぞれ1週間後です。

また、検定料は3,000円(税込)なります。

英検5級合格に必要な参考書

英検5級合格に必要な参考書を分野別に紹介します。

英検5級を受験しようとする方は、塾で先取り学習をしている小学生や中学1年生(1学期)が多いでしょう。

特に小学生や中学1年生の第1回で受験する方にはチャレンジになると思いますが、それなりに塾などで勉強している人と、まったく英語の知識がない人では、まったく勉強内容が異なると思います。

英語の基礎がまったくない人とそれなりに基礎がある人では、まったく勉強内容が違うはずですので分けて紹介します。

英語の基礎がまったくない人向けの参考書

英語の基礎がまったくない人向けの参考書としてオススメなのが、『中1英語をひとつひとつわかりやすく』です。

ゼロから英語をはじめる学習者の基礎固めにオススメの1冊

こう教わればわかる! 中学生のための個人授業
『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ
■370万部*突破! ! 信頼のベストセラー。
こう教わればわかる! 中学生のための個人授業
『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ
■370万部*突破! ! 信頼のベストセラー。
■絶対わかる! 全レッスン無料動画付き。
・人気講師が,テキストの全レッスン分解説。
・YouTubeの動画なので,スマホからでもパソコンからでも,いつでも見られる。
■発音やリスニング力も身につく,音読CD付き。
■超基礎から学べるので,誰でも無理なく進められ,確実に基礎学力が身につく。
(*シリーズ累計発行部数。2016年6月現在)

中1英語を超基礎レベルからやさしく解説。英語が苦手な人でも少しずつ学べるように,大切なポイントひとつひとつを,わかりやすい解説(左ページ)+書き込み式の練習問題(右ページ)の2ページにまとめてある。

この参考書は、英検対策のものではありませんが、中1レベルの英語、つまり英語の基礎の基礎をゼロの状態から、しっかりと身につけることができます。当然、英検5級合格だけを考えれば、余分な部分も含まれますし、逆に足りない部分も含まれるでしょう。

しかし、英検5級合格だけを目的にするのではなく、今後、正しい英語の学習習慣をつけることも考えれば、この1冊でしっかり学ぶことをオススメします。しかも、この参考書には解説動画があります。YouTubeで見られるので、スマホでも視聴可能です。

バイリンガルの山田暢彦先生がやさしく解説しています。

意外に感じられるかもしれませんが、指導する側からすると、中学1年生に英語を教えるというのは、簡単ではありません。この段階で経験の乏しい大学生のバイト講師から英語を教わると、一気に英語が嫌いになる可能性があります。(しっかりした塾でないと中1の英語の講師の質は手を抜きがちです)

ですので、ゼロから英語の基礎を固めるなら、この参考書を強くオススメします。

この1冊があれば、下手な英語塾に行かせるのは、お金がもったいと思えるレベルの内容です。一流の講師の授業をいつでもどこでも何度でも聞ける環境が手に入って1000円ほどの金額です。

本の作りも見やすく、何より内容が分かりやすいです。飽きっぽい方でも、最後までやり切れるのではないかと思います。

英検5級に合格するために必要なのは、中学1年生レベルでの英語でもいいですが、英検5級特有の出題範囲や傾向もあります。

次のもう1冊をこなせばバッチリです。

英検5級対策として試験傾向を掴むのにオススメの1冊!!

『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズ
370万部*突破! ! 信頼のベストセラー。
(*シリーズ累計発行部数。2016年6月現在)

★試験を徹底分析! 試験に出る内容をわかりやすく解説
英検5級の出題傾向を徹底分析し,合格のために必要なポイントをひとつひとつていねいに解説していきます。内容を精選しているので,効率よく学習できます。

★はじめての受験でも安心
1回分はたったの2ページ。英語に自信がない方でも,無理なく学習を進められます。
また,「受験パーフェクトガイド」では英検の申し込み方法,出題内容,攻略アドバイスなどを詳しく説明しています。はじめての受験でも,安心して対策をすることができます。

★「予想問題」で実戦力アップ
左ページで学習した内容を確認する「予想問題」と,まとまりごとに復習できる「予想テスト」のほか,巻末には「模擬試験」が収録されています。豊富な問題を解くことで,傾向と対策がしっかり身につき,本番で実力を出すことが出来ます。

★リスニング対策用のCDつき
左ページの英文や単語と,リスニング問題の音声が収録されたCDつき。リスニングテストの対策がしっかりできます。

『中1英語をひとつひとつわかりやすく』と同じ著者で同じシリーズのものですので、スムーズに移行できるはずです。

また、CD付きでリスニング対策もしっかりできるので、英検5級合格を目指すならここまでは、しっかりと取り組みたいところです。

人によっては、この2冊だけで合格できる方もいるかもしれませんが、合格に万全を期したい方は、次の過去問対策などを行うといいでしょう。

また、塾などですでに中学1年生レベルの英語を学習済みに方も、次の対策をしっかりしましょう。

英検5級の出題傾向を知る参考書

英語の基礎の基礎(中学1年生レベル)が身に付いたら、次は英検5級の出題傾向を把握しましょう。

出題傾向を知る一番のテキストは、過去問集です。

どんなに実力があっても、この時期から試験を受けるときは、必ず試験傾向を分析するというクセをつけさせることが将来に役立つと思います。

過去の入試傾向が一定ですので、どんな問題が出るか知って受験するのとそうでないのとでは、得点結果に大きな差が出るはずです。例年、英語の実力がある方に限って、過去の対策を怠って手痛い失敗をしがちです。

そうならないようにも過去問集は必須になります。


ただの過去の問題の寄せ集めだけではなく、すべての問題の解答と訳、そして詳しい解説が別冊にあります。
わかった問題もわからなかった問題も、解説を読むことで理解をより深めることができます

勉強しているときには何とも感じなかった項目が、「試験になるとこう問われるのか!」と新鮮な発見につながることも多いでしょう。

過去問集は自分の実力をはかるためにと直前期まで温存しようとする人も多いですが、あくまで自分が試験勉強を進めていくための指針とすべき参考書です。直前期に自分の弱点が見つかっても遅いです。

【参考記事】過去問対策の重要性のついて

ただし、いきなり過去問集に取り組むことは、時間的、実力的にむつかしい方も多いでしょう。

そういった方でも、最低限英検5級の傾向を知るために、薄手の参考書兼問題集で対策をする必要はあります。

前述の『英検5級をひとつひとつわかりやすく』若しくは、英検対策で定評のある旺文社から出版されている『英検5級集中ゼミ』がオススメです。

英検5級集中ゼミとはどんな参考書?

集中ゼミは、2週間で英検5級の一次試験突破を目指す問題集です。しかも、1日に必要な学習時間は30分とコンパクトな1冊です。

問題形式ごとに解き方のポイントを解説するページと、そこで学んだことを実践する練習問題のページで構成されています。

問題文(英文)の和訳もついていて、詳しい解説とともに関連する知識も紹介されています。

いきなり過去問集に取り組むのに荷が重いという学習者にオススメです。

コンパクトなわりに1冊終えた時の知識量もかなりあります。

英検3級の試験傾向を把握でき、なおかつ英語力養成にもつながるという費用対効果の高い1冊です。

英検5級集中ゼミの活用方法

十分に基礎力のある方は、この1冊で英検5級に合格することも可能でしょう。

そういった方は、英検4級集中ゼミを繰り返し学習するのではなく、1度終えたら、苦手分野の補強に移るのがいいでしょう。

一方、英検5級レベルにまだまだ達していない方は、このテキストを2周、3周と繰り返し、知識を定着させるといいでしょう。それと並行して、後述の単語集で英検合格に必須の語彙力UPを目指しましょう。

英検5級合格への鉄則①
まずは過去問集または集中ゼミで過去の試験傾向を理解せよ!

英検5級の英単熟語集

英検対策として、語彙力の重視は共通です。

前述の通り、英検5級に必要な英単語の個数は300~600個と言われていますが、はじめて英語を習う学習者にとっては習得するのはかなりの苦痛となるとはずです。

ただ、こういった単語の暗記を楽しく思えるようなれば、今後の英語学習は順調に進んでいくと思います。

しっかりと単熟語集をしっかりと取り組んで合格レベルまで引き上げましょう。

この2つの単熟語集はともに旺文社から出版のものですが、どんな違いがあるのでしょうか?
商品説明から違いを理解しましょう。

でる順パス単とは、どんな単熟語集?

英検単語集の定番、「でる順パス単」シリーズ!

本書の特長は次の通りです。
1.「でる順」で効果的に覚えられる!
2.学習成果がわかるミニテスト付!
3.無料アプリ「英語の友」で単語学習をサポート!

英検過去問の分析に基づき、よく出題される語を「でる順」に掲載しています。
また、単語は効率的に覚えられるよう、英検にでる単語のうち、 中学1、2年の教科書で多く取り扱われている単語と英検に特徴的な単語の2ステップで学習できます。
さらに、見出し語を覚えたか確認できるミニテストも用意されています。

絵単(絵で覚える単熟語)とは、どんな単熟語集?

『英検4級 絵で覚える単熟語』がリニューアルされました!
本書は,英検4級に出題される重要な単熟語や会話表現を,イラスト,例文,音声を通して楽しく覚えることを目指しています。今回の三訂版では,収録内容を最新の過去問データの分析に基づいて更新しています。さらに,近年増加傾向にある小学生の受験者でも使いやすいよう,漢字にはすべてふりがなを付けています。
本書の主な特長は以下になります。

・豊富なフルカラーのイラスト!
・チャンツなど,学習効果アップにつながる内容が収録されたCD2枚付き!
・クイズをはじめとし,学習に役立つ楽しい特典が充実!

本書を使用することで,語彙力だけでなく,4級合格に必要な総合的な力を高めることができます。また,付属CDとともに学習すれば,リスニング力強化にもつながるので,ぜひ活用しましょう。

どちらの単語集がいい?
①でる順パス単 英検5
例文がほとんどない
※短時間で英単熟語を覚えたい方にオススメ
②英検5級 絵で覚える単熟語(絵単)
例文がある
※語彙力だけでなく、じっくり文法や読解につながる力をつけたい方にオススメ

個人的には、例文がしっかりある絵で覚える単熟語をオススメします。

また、単語や熟語を覚えながら、リーディング対策にもなりますので、一石二鳥という意味では、絵単がいいと思います。絵単の英文を何度も聞くことによってリスニング対策になります。

また、例文を繰り返し何度も音読することで、五感をフル稼働されるので英語の総合力がアップします。

英検5級は、長文問題こそ出題されませんが、将来的には長文に対応する必要があります。今のうちから音読で
英文を頭で組み立てるパズルのようでなく、反射的に例文が口からつくような訓練をするといいです。

ただ、効率良く単語の訳語だけを覚えたいという人もいるでしょう。英検4級対策に時間がかけられない方は、でる順パス単の方を利用するといいでしょう。

英検5級合格への鉄則②
語彙(英単語・熟語)の増強は、英検対策の最重要課題!

英検5級のリスニング

英検5級に合格するためには、リスニングもありますので、参考書に付属のCDがあることは必須です。

ただし、リエゾンとかの本格的なリスニング学習は必要ないと思います。

ふつうの読む力があって、過去問集や集中ゼミなどで過去の問題を繰り返せば、聴くポイントが分かるはずです。仮に聞き取れないところがあるとしても、どこに注意をして聞けばいいのかコツをつかめば十分です。

もちろん、単語帳の付属の音声で発音をチェックする習慣を今のうちから身につけておけば素晴らしいことです。

分からないなり、聞き取れないなりに解答を当てる精度を高める訓練をしましょう。

英検5級合格の鉄則
リスニングは手を広げ過ぎず、過去の問題で出題傾向をつかめ!

英検5級を目指す小学校低学年向けの参考書

英検5級は小学生の受験も多いので、小学生向けの解説をかみ砕いたものなども出版されています。

しかし、そもそも英検5級を受験しようという意欲の高いお子様なので、中学1年生用の参考書でしっかり学習した方がいいと個人的には思います。

ただ、ごく稀に小学2、3年生といった低学年で受験される方もいらっしゃるようです。そういった方には次のような参考書もオススメです。

 

まとめ 英検5級合格のために

英検5級合格を目指す方のために必要な参考と、その取り組む姿勢を中心に述べました。

このくらいの時期には、まだ英語にネガティブなイメージがなく楽しんで学習しているお子さんがほとんどだと思います。

ただ、この基礎の部分に少しでも穴があると、先に進んだ時に躓(つまづ)く原因になります。

しっかりと着実に学習を進めることで、将来に役立ち英語力が養われるはずです。

英検5級合格を目指して頑張ってください。

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