「TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレーズ 」は、「金フレ」の愛称でTOEIC受験者に圧倒的支持を受けている超人気のTOEIC単語集です。
英語の勉強は、単語集から入る方も多いと思いますので必須の参考書です。
大学受験対策の単語集だと、
・DUO
・ターゲット1900
・システム英単語
・速読英単語など
これらの単語集の名前が思い浮かべられるように、志望大学や個人の好みにより、人気が分かれますが、出る単特急金のフレーズは唯一無二の人気を誇ります。
以下の関連記事でも紹介しています。
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・なぜ「出る単特急金のフレーズ」がそこまで人気なのか?
・大学受験用の単語集とTOEIC用の単語集の違い
・「出る単特急金のフレーズ」の特徴
・「出る単特急金のフレーズ」の使い方
これからを詳しく説明します。
「出る単特急金のフレーズ」が人気の理由なのか?
出る単特急金のフレーズがそこまで人気な理由は何でしょうか?
とにかくTOEIC試験に出る!
これに尽きます。
金のフレーズの著書は、神田外語学院で専任講師を勤めるTEX加藤氏です。
なぜ、TEX加藤加藤氏だけが、ここまで試験に出る単語帳を作れるか不思議に思いませんか?
それは、TOEICが過去問を公開していないことに原因があります。
大学受験であれば、過去の問題が公開されますので、それらをデーターベース化し、各出版社が精密なデータを分析した単語帳を作ることができます。しかし、非公開のTOEICでは、個人の感覚で試験によく出る単語を選択するしかありません。
ですので、どんなに英語力の高い学者や講師でも、TOEICの頻出の英単語は、自分でTOEICを受験しないと見当がつかないのです。
その点、TEX加藤氏は、すべての公式教材に加え、80回以上の受験直後に書き留めた「TEXファイル」をデータベースを元に「金のフレーズ」を作成し、掲載単語を厳選しています。
この点が「金フレ」の強みとなって、TOEIC界において、“一強”単語集として地位を守っているのです。
大学受験用の単語集とTOEIC用の単語集の違い
大学受験によく出る単語に比べて、TOEICの簡単というイメージを持つ方も多いと思いますが、半分正解、半分不正解です。
難易度と言うよりは、出題される分野が違います。例えば、TOEICでは、ビジネスの現場で使われる語彙が重要になります。
entrepreneur 起業家
inventory 在庫
voucher 引換券
copyright 著作権
また、TOEICと大学受験では、単語の使われ方も違ってきます。
例えば、次の単語の意味は分かりますか?
book・・・本
ship・・・船
party・・・パーティー
一般の意味だとそうですよね。
しかし、TOEICでは次のような意味が問われます。
book・・・予約する(動詞)
ship・・・出荷する(動詞)
party・・・グループ、当事者
学生や社会人のTOEIC初心者が意識すべきは、高校や大学受験で覚えた英単語という基礎に、TOEIC特有の頻出英単語を上積みするということです。
「出る単特急金のフレーズ」の特徴
【対象レベル】
TOEIC600以上を目指す方
※TOEIC500点レベルを目指す方は、姉妹本の「銀のフレーズ」をおすすめします。
【金フレの形式】
見出しフレーズ + 解説
※章によって若干の違いあり
【収録単語数】
1000単語
※ただし、Supplementという章の単語を加えると、あと400語は増えます
【金フレの特徴】
TOEICによく出る単語を厳選
すべての公式教材に加え、80回以上の受験直後に書き留めた「TEXファイル」をデータベースを元に作られた単語集です。
数あるTOEIC講師でも、ここまでの“企業努力”をされているTEX加藤氏だからこそ、作り上げらることができた単語集なのです。
レベル別に学べる
金フレの目標スコアは600~990ですが、次の通り、レベル別に作られています。
730点レベル 加速の300語
860点レベル 飛躍の200語
990点レベル 頂点の100語
金フレは、TOEIC受験生すべての人にお勧めしたい単語帳ですが、500点以上の語彙力があることを前提に作られています。
ですので、「自分で使えるか不安」と思われる方は、書店で「600点レベル 助走の400語」をパラパラめくってみて、使えそうか判断するといいでしょう。
また、目標スコアが700点の方は、600点レベルと730点レベルをしっかり繰り返すなどメリハリの利いた取捨選択ができます。
解説が充実している
解説が充実している = 分量が多い
という意味ではありません。
反対に金フレの解説の分量は少ないです。
しかし、「この単語がどう出題されているのか?」を簡潔に指摘されています。ですので、類義語、同義語、反対語、関連語、略語なども同時に学べます。
例えば、“abundant”という単語は、「豊富な」という意味はもちろん、“aboundant natural resources”(豊富な天然資源)という出題されやすい言い回しが紹介されています。
「出る単特急金のフレーズ」の使い方
出る単特急金フレーズのおすすめの使い方を紹介します。
必ずフレーズで覚える
フレーズで覚えるというのが、金フレの肝の部分になります。
単語だけを覚えても意味がないので、しっかり使い方までマスターしましょう。
必ず音声で確認する
TOEICでは、リーディングの配点とリスニングの配点が半々です。リスニングの比重の高さが、大学受験との大きな違いです。必ず音声をダウンロードして繰り返し聞いてください。
分かる・分からないを仕分けする
単語集は、よっぽどの語学の天才でない限り、何10周も回転されることになるはずです。
ただ、闇雲に回転させるのは時間の無駄ですので、3種類に分類して、効率よく回転させましょう。
完全に覚えた ☞ 〇
うろ覚えだった ☞ △
間違えた、知らなかった ☞ ✖
上記のように分類するといいでしょう。ただし、TOEICは瞬発力が命です。仮に正解しても、思い出すのに時間がかかった場合は、△としてカウントしましょう。
毎日続ける
少ない時間でも構わないので、歯磨きのごとく、毎日例外なく継続させることが大切です。
「昨日は5時間勉強した!」「今日は8時間勉強した!」と長時間勉強したことに満足してしまう方がよくいますが、勉強する日しない日のムラがある人の1ヶ月勉強時間は意外と少ないものです。
それよりも、一切の例外なく毎日最低30分勉強する人のがスコアが上がるというのが、私の経験上考えています。
・今日は残業だったから・・・
・職場の飲み会があったから・・・
・今日はやる気が出なかったから・・・(←問題外です!)
そんな言い訳は一切排除しましょう。
時間を区切って学習
単語集の勉強は、やった気になりやすいので注意しましょう。単語帳を2時間、3時間とやっても、意外とダラダラで身についていないことが多いです。
TOEIC対策は、英単語だけではありません。
30分だったら、30分と決めて集中して学習しましょう。
続けて1時間より、朝30分・夜30分の方が集中して学習できるはずです。
「出る単特急金のフレーズ」のまとめ
金フレは、絶対におすすめの単語集ですので、それこそ肌身はなさず繰り返し学習しましょう。
これほど、コストパフォーマンスのいい単語帳は、他にはないと思います。
これは、私がそう思うだけでなく、多くの学習者が実感していることでしょう。最後に、金フレを使いたい・使っいる方におすすめの動画を紹介します。
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