西アジア史– category –
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西アジア史
ナスル朝(1232~1492)とは|拡大を放棄して続いたグラナダ王国の250年
ナスル朝は、イベリア半島最後のムスリム政権として知られる王朝です。 13世紀に成立し、南部のグラナダ王国を拠点に存続したこの王朝は、レコンキスタが最終局面に入った時代に誕生しました。 多くの王朝が建国と同時に軍事的拡大や覇権の確立を目指すの... -
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【世界史用語】ウンマをわかりやすく解説|イスラーム史を読み解く最重要キーワード
イスラーム史を学び始めると、誰もが最初に出会う基本用語の一つが「ウンマ」です。 ウンマとは、簡単に言えばアッラーへの信仰によって結ばれた共同体を意味します。用語集的には「信仰共同体」と説明されることが多く、一見すると単なる宗教用語のように... -
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サファヴィー朝(1501~1736)とは|成立・宗派国家化・最盛期を一気に整理
16世紀初頭、イラン高原に登場したサファヴィー朝は、シーア派国家として西アジア史の流れを大きく変えた王朝です。 その創始者であるイスマイール1世は、アゼルバイジャン地方を拠点に台頭し、タブリースで即位してシャー(王)を称しました。 彼を支えた... -
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サーマーン朝(875~999年)をわかりやすく解説―イスラーム化とペルシア復興の交差点
サーマーン朝は、9〜10世紀に中央アジアからイラン東部にかけて成立したイラン系王朝です。 名目的にはアッバース朝カリフの宗主権を認めつつ、実質的には自立した統治を行い、都ブハラを中心に安定した国家運営と高度な文化的繁栄を実現しました。 この王... -
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イスラーム王朝の流れと覚え方【時系列×地域別総合ガイド】
イスラーム王朝の歴史は覚えることが多く、どこから手を付ければいいのか迷ってしまいがちです。そこで本記事では、個々の王朝をばらばらに暗記するのではなく、まず全体像を俯瞰し、点在する知識同士を関連づけながら整理できるよう構成しています。 その... -
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イクター制をわかりやすく解説― 中央権威の低下から生まれた中世イスラームの統治制度
イクター制とは、中世イスラーム世界において、国家が官僚や軍人に国家所有の分与地(イクター)の徴税権を与え、俸給の代わりとした制度です。 しばしば「中央財政の悪化」が背景として説明されますが、より正確には、中央政府の権威が低下し、地方からの... -
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ファーティマ朝を分かりやすく解説
ファーティマ朝(909~1171)は、10〜12世紀にかけて北アフリカから東地中海世界に勢力を広げたシーア派(イスマイール派)のカリフ国家です。 チュニジアを出発点とし、969年にエジプトを征服してカイロを建設すると、ここを新たな首都として紅海と地中海... -
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アイユーブ朝を分かりやすく解説
アイユーブ朝(1169〜1250年)は、12世紀後半の西アジアにおいて、十字軍の侵攻とイスラーム諸勢力の分裂が進む中で成立し、エジプトとシリアを統合することで、十字軍国家に対抗する強力な体制を築いた王朝です。 その中心人物となったのが、クルド人出身... -
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インド洋交易をわかりやすく解説
インド洋交易とは、インド洋を舞台に、東南アジア・インド・イスラーム世界・東アフリカ・中国沿岸を結んで展開された巨大な海上交易ネットワークです。 香辛料や綿織物、中国の陶磁器などが季節風(モンスーン)を利用して運ばれ、古代から中世にかけて、... -
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マムルーク朝の歴史をわかりやすく解説|成立・繁栄・滅亡まで
マムルーク朝とは、13世紀から16世紀初頭にかけてエジプトとシリアを支配したイスラーム王朝です。 もともと軍事奴隷として育成されたマムルークたちが自ら政権を打ち立てたという点で、世界史でもきわめて特異な国家でした。 この王朝は、モンゴル帝国の...