【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】総合問題演習50本勝負|MARCH・早慶頻出テーマを完全攻略

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本記事では、「フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿」に関する頻出問題をレベル別に50問まとめました。

  • MARCHレベル20問:基本用語・流れの確認に最適
  • 早慶レベル30問:論述・複数選択を含む難問で総仕上げ

世界史は、覚えてから解くのではなく、解きながら覚えるをコンセプトに【ときおぼえ世界史】シリーズを運営しております。この記事は、世界史の重要単元を詳しく解説した【ときおぼえ世界史】シリーズの問題演習編になります。

本編の詳しい解説を読む! → 【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】本編の記事はこちら

学習手順はシンプルです:

  1. 本編のまとめ記事で【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】を理解する
  2. 本編のまとめ記事の章末問題で基礎固め
  3. 最後にこの「50本勝負」で総復習
世界史で問題演習が重要な理由!

世界史の勉強法として、教科書や一問一答を読み込んで対策している受験生も多いでしょう。

もちろん、1冊を何周も繰り返すことは大切ですが、実はそれだけでは得点が伸び悩む原因になることがあります。

世界史で合否を分けるのは、「用語を知っているか」ではなく「どう出題されるか」です。

例えば、ペトロとパウロの違いを問う次の問題にすぐ答えられるでしょうか?

Q. 元ユダヤ教徒でキリスト教徒を迫害していたが、改宗後は異邦人への布教に尽力し、多くの書簡を残した人物は誰か。

A. パウロ

名前は知っていても、どちらか迷う受験生は多いはずです。このように、「切り口」を意識した問題演習が得点力を大きく左右します

問題演習を重ねることで、「この文章はよく正誤問題で正解の肢として出る」「この用語はひっかけパターンだ」という実戦感覚が身につきます。

この力は、特に上位大学になればなるほど合否を左右します。

また、一つの教材をやり込み過ぎると単調になり、頭に入りにくくなる時期があります。

そんな時こそ、50本勝負シリーズのような新しい刺激で知識を再整理すると記憶が定着しやすくなります。

50本勝負シリーズでは、志望校合格を目指す受験生の実戦力アップをお手伝いします。

目次

【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】MARCHレベルの20本

一問一答(15問)

一問一答(15問)

問1
ブルボン朝を開いた国王は誰か。

解答:アンリ4世

問2
アンリ4世が発布し、ユグノー戦争を終結させた勅令は何か。

解答:ナントの勅令

問3
ルイ13世の宰相として中央集権化を進めた人物は誰か。

解答:リシュリュー枢機卿

問4
1648年に始まり、貴族やパリ高等法院が王権に反発して起こした反乱を何というか。

解答:フロンドの乱

問5
三十年戦争を終結させた1648年の条約は何か。

解答:ヴェストファーレン条約

問6
ルイ14世が親政を開始した年はいつか。

解答:1661年

問7
ルイ14世が建設を開始した宮殿は何か。

解答:ヴェルサイユ宮殿

問8
ルイ14世の財務総監として重商主義を推進した人物は誰か。

解答:コルベール

問9
ルイ14世が廃止した、プロテスタントの信仰を保障する勅令は何か。

解答:ナントの勅令

問10
南ネーデルランド継承戦争を終結させた条約は何か。

解答:アーヘン条約

問11
オランダ戦争を終結させた条約は何か。

解答:ナイメーヘン条約

問12
ファルツ継承戦争を終結させた条約は何か。

解答:ライスワイク条約

問13
スペイン継承戦争を終結させた条約は何か。

解答:ユトレヒト条約

問14
ルイ14世の孫で、スペイン王位に就いた人物は誰か。

解答:フェリペ5世

問15
ヴェルサイユ宮殿に貴族を集めて地方権力を削ぐ政策を何というか。

解答:宮廷政治

正誤問題(5問)

問16
リシュリューは三十年戦争でカトリック同盟を支援した。

解答:誤(→カトリック国でありながらプロテスタント側を支援した)

問17
ヴェルサイユ宮殿は王権の象徴であり、貴族統制にも利用された。

解答:正

問18
ユトレヒト条約では、フランスとスペインが同君連合を実現した。

解答:誤(→同君連合は禁止された)

問19
ナントの勅令はアンリ4世が発布し、ルイ14世が廃止した。

解答:正

問20
フロンドの乱は王権を弱体化させた。

解答:誤(→マザランが勝利し、逆に王権は強化された)

【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】早慶レベルの30本

一問一答(10問)

問21
ヴェストファーレン条約でフランスが獲得した地域はどこか。

解答:アルザス地方

問22
ヴェルサイユ宮殿の鏡の回廊は、主にどのような目的で利用されたか。

解答:外交交渉・権威誇示の場

問23
オランダ戦争時、フランスに対抗するため結成された包囲網を何というか。

解答:三国同盟(オランダ・イギリス・スウェーデン)

問24
ルイ14世が推進した重商主義政策で重視されたのは何か。

解答:輸出促進と国内産業保護

問25
ルイ14世が称した「太陽王」という呼称は、どのような思想を象徴するか。

解答:王権神授説・王権絶対主義

問26
ファルツ継承戦争時にフランスが直面した諸国の連合軍を何というか。

解答:大同盟

問27
スペイン継承戦争でイギリスが獲得した重要な拠点はどこか。

解答:ジブラルタル

問28
ルイ14世時代に活躍した劇作家で、宮廷文化を彩った人物は誰か。

解答:モリエール

問29
ナントの勅令廃止後、フランスから多くのプロテスタントが亡命した国の一つはどこか。

解答:オランダ(またはプロイセン)

問30
ルイ14世の政策が後のフランス革命につながった要因の一つを挙げよ。

解答:度重なる戦争と宮廷費による財政破綻

正誤問題(15問)

問31
ヴェストファーレン条約でスイスとオランダの独立が承認された。

解答:正

問32
ルイ14世は三十年戦争を終結させたヴェストファーレン条約の調印後に親政を開始した。

解答:誤(→親政開始は1661年、条約は1648年)

問33
オランダ戦争の結果、フランシュ=コンテ地方を獲得した。

解答:正

問34
ルイ14世の財務総監コルベールは自由貿易を推進した。

解答:誤(→重商主義を推進した)

問35
ファルツ継承戦争はフランスが単独で戦った。

解答:誤(→大同盟軍と戦った)

問36
ユトレヒト条約ではフェリペ5世のスペイン王位が承認された。

解答:正

問37
ルイ14世はヴェルサイユ宮殿建設後も首都パリに留まった。

解答:誤(→政府機能をヴェルサイユに移転した)

問38
ヴェルサイユ宮殿は政治・外交・文化の中枢だった。

解答:正

問39
ルイ14世の戦争では、スペイン継承戦争のみが財政に影響を与えた。

解答:誤(→4つの戦争すべてが財政を圧迫した)

問40
ルイ14世はナントの勅令廃止により国内の宗教対立を緩和した。

解答:誤(→逆にプロテスタント亡命者が増え経済にも悪影響)

問41
次のうち、ルイ14世の時代に起きた戦争をすべて選べ。
A. 南ネーデルランド継承戦争
B. オランダ戦争
C. 七年戦争
D. ファルツ継承戦争

解答:A・B・D

問42
次の条約と戦争の組み合わせで正しいものをすべて選べ。
A. アーヘン条約 ー 南ネーデルランド継承戦争
B. ナイメーヘン条約 ー オランダ戦争
C. ライスワイク条約 ー ファルツ継承戦争
D. ユトレヒト条約 ー 七年戦争

解答:A・B・C

問43
次のうち、ヴェルサイユ宮殿建設の目的として正しいものを2つ選べ。
A. 王権の権威誇示
B. 貴族統制
C. 植民地支配拡大
D. 宗教対立の解消

解答:A・B

問44
ヴェストファーレン条約でフランスはカナダを獲得した。

解答:誤(→アルザス地方を獲得)

問45
ヴェルサイユ宮殿はバロック様式を取り入れた建築である。

解答:正

一行問題(5問)

問46
ルイ14世の有名な言葉「朕は国家なり」をフランス語で書け。

解答:L’État, c’est moi.

問47
「太陽王」という呼称の由来となった王権思想を何というか。

解答:王権神授説

問48
ルイ14世が政府機能をヴェルサイユ宮殿へ移したのは何年か。

解答:1682年

問49
七年戦争を終結させた1763年の条約は何か。

解答:パリ条約

問50
ルイ14世の政策が後のフランス革命に与えた影響を簡潔に述べよ。

解答:度重なる戦争と宮廷費で財政が破綻し、社会不満が高まったため。

【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】まとめ

以上50問でした。お疲れ様です。

簡単だった、難しかったという方も本編で基礎知識を学び直してみてください。

本編の詳しい解説を読む! → 【フランス絶対王政とヴェルサイユ宮殿】本編のまとめ記事はこちら

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