【第三次英蘭戦争】総合問題演習50本勝負|MARCH・早慶頻出テーマを完全攻略

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本記事では、「第三次英蘭戦争」に関する頻出問題をレベル別に50問まとめました。

  • MARCHレベル20問:基本用語・流れの確認に最適
  • 早慶レベル30問:論述・複数選択を含む難問で総仕上げ

世界史は、覚えてから解くのではなく、解きながら覚えるをコンセプトに【ときおぼえ世界史】シリーズを運営しております。この記事は、世界史の重要単元を詳しく解説した【ときおぼえ世界史】シリーズの問題演習編になります。

本編の詳しい解説を読む! → 【第三次英蘭戦争】本編の記事はこちら

学習手順はシンプルです:

  1. 本編のまとめ記事で【第三次英蘭戦争】を理解する
  2. 本編のまとめ記事の章末問題で基礎固め
  3. 最後にこの「50本勝負」で総復習
世界史で問題演習が重要な理由!

世界史の勉強法として、教科書や一問一答を読み込んで対策している受験生も多いでしょう。

もちろん、1冊を何周も繰り返すことは大切ですが、実はそれだけでは得点が伸び悩む原因になることがあります。

世界史で合否を分けるのは、「用語を知っているか」ではなく「どう出題されるか」です。

例えば、ペトロとパウロの違いを問う次の問題にすぐ答えられるでしょうか?

Q. 元ユダヤ教徒でキリスト教徒を迫害していたが、改宗後は異邦人への布教に尽力し、多くの書簡を残した人物は誰か。

A. パウロ

名前は知っていても、どちらか迷う受験生は多いはずです。このように、「切り口」を意識した問題演習が得点力を大きく左右します

問題演習を重ねることで、「この文章はよく正誤問題で正解の肢として出る」「この用語はひっかけパターンだ」という実戦感覚が身につきます。

この力は、特に上位大学になればなるほど合否を左右します。

また、一つの教材をやり込み過ぎると単調になり、頭に入りにくくなる時期があります。

そんな時こそ、50本勝負シリーズのような新しい刺激で知識を再整理すると記憶が定着しやすくなります。

50本勝負シリーズでは、志望校合格を目指す受験生の実戦力アップをお手伝いします。

目次

【第三次英蘭戦争】MARCHレベルの20本

一問一答(15問)

問1
第三次英蘭戦争は何年から何年まで続いたか。

解答:1672〜1674年

問2
1670年にイギリスとフランスが締結した秘密同盟を何というか。

解答:ドーヴァーの密約

問3
第三次英蘭戦争におけるイギリス国王は誰か。

解答:チャールズ2世

問4
同戦争でオランダを指導した人物で、後にイギリス王となるのは誰か。

解答:オラニエ公ウィレム3世

問5
第三次英蘭戦争でフランスを率いた国王は誰か。

解答:ルイ14世

問6
第三次英蘭戦争は陸上では何という大戦の一部か。

解答:仏蘭戦争(対オランダ戦争)

問7
戦争初期に行われた1672年の海戦は何か。

解答:ソールベイの海戦

問8
ソールベイ・スホーネフェルト・テセルの各海戦でオランダ艦隊を率いた提督は誰か。

解答:ミヒール・デ・ロイテル

問9
オランダが国土を水没させて防衛した戦術を何というか。

解答:水堤線防衛(オランダ水線)

問10
1672年はオランダ史上何と呼ばれるか。

解答:災厄の年(Rampjaar)

問11
1673年に制定された、カトリック信徒を排除するイギリスの法律は何か。

解答:テスト法

問12
1673年8月に行われ、英仏の上陸を阻止した決戦は何か。

解答:テセルの海戦

問13
1674年にイギリスとオランダが結んだ講和条約は何か。

解答:ウェストミンスター条約

問14
ウェストミンスター条約でイギリス領として認められた旧オランダ領はどこか。

解答:ニューネーデルラント(ニューヨーク)

問15
仏蘭戦争を最終的に終結させた条約は何か。

解答:ナイメーヘンの和約

正誤問題(5問)

問16
ドーヴァーの密約はオランダとフランスの間で締結された。

解答:誤(正しくはイギリスとフランス)

問17
ソールベイの海戦は英仏連合の決定的勝利に終わった。

解答:誤(膠着状態)

問18
テセルの海戦でオランダは英仏連合の上陸を阻止した。

解答:正

問19
テスト法はカトリック信徒の公職就任を制限した。

解答:正

問20
ウェストミンスター条約は1674年に締結された。

解答:正

【第三次英蘭戦争】早慶レベルの30本

一問一答(10問)

問21
ドーヴァーの密約で、チャールズ2世がフランスから得たものは何か。

解答:資金援助と海軍協力

問22
ドーヴァーの密約で掲げられた表向きの目的は何か。

解答:カトリック的統一の回復(宗教的一致)

問23
第三次英蘭戦争でオランダが防衛に利用した都市はどこか。

解答:ユトレヒト

問24
1673年のスホーネフェルトの海戦の結果はどうであったか。

解答:オランダの持久防衛成功(英仏を阻止)

問25
「災厄の年」にオランダ国内で台頭した指導者は誰か。

解答:オラニエ公ウィレム3世

問26
イギリス議会でオランダ寄りの立場を取った勢力は何か。

解答:ホイッグ党

問27
イギリスでチャールズ2世の親仏路線を支持した勢力は何か。

解答:トーリー党

問28
テセルの海戦でオランダ海軍の劣勢を逆転させた戦術的工夫は何か。

解答:分散戦法と潮流利用

問29
第三次英蘭戦争後、ウィレム3世が欧州外交で中心となった同盟は何か。

解答:対仏包囲網

問30
ウィレム3世がイギリス王に迎えられた出来事は何か。

解答:名誉革命(1688年)

正誤問題(15問)

問31
第三次英蘭戦争は英蘭間の二国間戦争にとどまり、フランスは関与しなかった。

解答:誤(英仏同盟が参戦)

問32
災厄の年(Rampjaar)は1672年を指す。

解答:正

問33
オランダの水堤線防衛は、フランス軍の進撃を阻止するのに有効であった。

解答:正

問34
スホーネフェルトの海戦は1672年に行われた。

解答:誤(1673年)

問35
テセルの海戦は1673年に行われた。

解答:正

問36
テスト法はプロテスタントを制限する法律であった。

解答:誤(カトリックを制限)

問37
ウェストミンスター条約でイギリスはオランダにニューヨークを返還した。

解答:誤(領有権を維持した)

問38
ナイメーヘンの和約は1678〜79年に締結された。

解答:正

問39
ウィレム3世はフランスと同盟を結んで国際的地位を高めた。

解答:誤(対仏包囲網の中心)

問40
チャールズ2世の親仏路線はイギリス国内で強い支持を受けた。

解答:誤(議会・世論の反発が強かった)

問41
第三次英蘭戦争の講和は1674年のブレダ条約で行われた。

解答:誤(ウェストミンスター条約)

問42
オランダの勝利は軍事的というより外交的な性格が強かった。

解答:正

問43
ウィレム3世の抗戦は、後の名誉革命への布石となった。

解答:正

問44
ルイ14世の拡張政策は、欧州諸国にフランス孤立化を招いた。

解答:正

問45
仏蘭戦争はウェストミンスター条約で終結した。

解答:誤(ナイメーヘンの和約)

一行問題(5問)

問46
1672年にオランダがフランス軍を防いだ独特の防衛策は何か。

解答:水堤線の開放による国土水没作戦

問47
第三次英蘭戦争で海戦を連続して指揮したオランダの提督は誰か。

解答:ミヒール・デ・ロイテル

問48
ウェストミンスター条約で事実上勝利した国はどこか。

解答:オランダ

問49
第三次英蘭戦争の戦争構造は「英仏 vs 蘭」であった。この背景にあった秘密同盟は何か。

解答:ドーヴァーの密約

問50
第三次英蘭戦争をきっかけに台頭し、後にイギリス王となった人物は誰か。

解答:オラニエ公ウィレム3世(ウィリアム3世)

【第三次英蘭戦争】まとめ

以上50問でした。お疲れ様です。

簡単だった、難しかったという方も本編で基礎知識を学び直してみてください。

本編の詳しい解説を読む! → 【第三次英蘭戦争】本編のまとめ記事はこちら

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