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オススメの英単語の書籍として「英単語の語源図鑑」を紹介します。

大手の書店などでも山積みされている人気の英単語本です。

豊富なイラストを使って、語源を学べると評判となっています。

サクッと読めて、それでいてかなり高密度な内容を吸収できるので、コストパフォーマンスの高い1冊だと思います。

ほとんど語源について学んだことがない人はもちろん、少し知っている人にも大きな学びになるでしょう。

30万部突破!
100の語源で10,000語が身につく
テレビで話題沸騰!

などのキャッチーな広告の帯を見かけたことがあるかもしれません。

書籍名 英単語の語源図鑑
出版社 かんき出版
著者 清水健二・すずきひろし 著 本間昭文 イラスト
定価 1,620円(税込)
発行日 2018年5月23日

英単語の本というと、レベル別に網羅性の高いものが主流ですが、「英単語の語源図鑑」は、英単語の語源にスポットを当てた本としては異例のヒットだと思います。

実は、この本は、好評のためでしょう続編も出ています。

「英単語の語源図鑑」を終えてから、余裕があれば続編に進むといいでしょう。

語源というと、exとかinとか基本的なものは学校や予備校で習った学習者も多いと思いますが、本格的に取り組んでいる方は少ないと思います。

英単語の語源図鑑の制作秘話

「英単語の語源図鑑」著書の一人である清水健二さんは、現役の高校教師です。

清水さんは、どんな思いで、どんな苦労をされて「英単語の語源図鑑」を執筆されたのでしょうか?

特に英語関連の本を選ぶときは、著者のプロフィールや経歴を重視して選択される方が多いと思います。

そんな学習者の方に役立つインタビュー記事がありましたので、参考記事として紹介します。

著者プロフィールを上記の記事より引用します。参考にしてください。

【著者プロフィール】
清水建二
東京都浅草生まれ。埼玉県立越谷北高校を卒業後、上智大学文学部英文学科に進む。卒業後は、ガイド通訳士、東進ハイスクール講師、進学の名門・県立浦和高校などを経て、現在は埼玉県立白岡高校教諭。基礎から上級まで、わかりやすくユニークな教え方に定評があり、生徒たちからは「シミケン」の愛称で親しまれている。本作では、文章を担当。著書は、シリーズ40万部突破の『英会話1秒レッスン』、累計10万部突破の『新編集 語源とイラストで一気に覚える英単語』(以上、成美堂出版)、『増補改訂版 連想式にみるみる身につく 語源で英単語』(学習研究社)、『イメージと語源でよくわかる 似ている英単語使い分けBOOK』、『イメージでつかむ 似ている英語使い分けBOOK』(以上、共著・ベレ出版)など70冊を超える。趣味は海外旅行、食べ歩き、ジョギング。2017年4月より、朝日ウィークリーでコラムを連載中。『英単語の語源図鑑』(かんき出版)は、すずきひろし氏とイラストレーター本間昭文氏との共著。

そもそも英単語の語源とは?

「語源で覚えるってどういうこと?」

そう思われる方もいらっしゃると思います。

詳しい書籍の内容に入る前に、英単語の語源について簡単に説明いたします。

英語の語源とは?
英語の語源は、次の3つを押さえてください。
・接頭辞
英単語の先頭に付く。方向性や否定などを意味することが多い。

・語根 
単語の先頭、末尾、真ん中どこにでも登場する。英単語の意味に大きく影響することが多い。

・接尾辞
英単語の末尾につく。品詞を見分けられる語が多い。

(単語例)
destruction(破壊)

de「離れて」+struct「積み立てる」
接頭辞     語根         

+ ion「名詞」
接尾辞

何となく語源がどんなものかを理解していただけたと思います。

語源と語頭を混同しないように注意してください。

さて、語源で単語を覚えるとはどういうことでしょうか?

例えば、predictという英単語の意味は、「予言する」です。

仮にこの単語の意味が分からなかったとしても、語源を理解していたら推測が可能です。

pre・・・「前に」

dict・・・「言う」

pre + dict・・・「前に言う」→「予言する」

(上記画像は、ミリオン・ボキャメモリーの販売ページより引用)

英語の語源で学習するダウンロード教材として、ミリオン・ボキャメモリーも人気です。

単語を語源で覚えることのメリット

「英単語の語源図鑑」では、語源で学ぶ3つの効果として、次のことを挙げています。

語源で学ぶ3つの効果
その1
同じルーツの(語彙)の単語を芋ずる式に増やせる

その2
語源を知ると、単語の「正確な意味」が見えてくる

その3
語源とイラストの「イメージ」で記憶に強く定着する

3つそれぞれがどんな意味か

同じルーツの(語彙)の単語を芋ずる式に増やせる

やはり、これが私は「英単語の語源図鑑」の一番のメリットだと思います。

語彙不足に悩んでいる英語学習者は多いはずです。

また、英単語の暗記に日々苦闘を重ねる方も多いでしょう。

自身で求める語学力のレベルにもよりますが、英単語を数千、場合によっては数万単位で覚える必要があるかもしれません。

大学入試に必要な単語数が4,000〜6,000語ほどと言われています。英検準一級などを目指すためにはさらに必要な単語が増えます。

英単語の学習というと、文法や読解と違って、論理や理屈を必要としないゴリゴリと丸暗記のみの単調なものをイメージする方も多いでしょう。

しかし、語源による学習をすることで、関連付けて芋ずる式に覚えることができるので、労力を少なくたくさんの関連語を覚えることができます。

語源学習を形容するのによく言われるように、「掛け算」で単語が増えていきます。

語源を知ると、単語の「正確な意味」が見えてくる

2つ目は少し難しいかもしれませんが、

語源を知ると、単語の「正確な意味」が見えてくる

ということです。

辞書にのっている訳語とは、便宜的な意味であり、必ずしもその単語の「正確な意味」をつかむものではありません。

また、正確な意味を理解することで、紛らわしい単語を一発で見分けることができるようになります。

例えば、以下の2つの単語の違いです。

adaptadopt

大学受験やTOEICなどの試験でもよく問われます。

どっちが「採用」で、どっちが「適応」だっけ?

そう迷うことも多いと思います。

しかし、

ad・・・「〜の方へ」

apt・・・「適した」

opt・・・「選択する」

これらの語源を知っていれば、以下のように考えて迷うことはないはずです。

adopt・・・  ad + opt 「〜を選択する」 
→ 「〜を採用する」
※「〜を養子にする」という意味も押さえましょう!

adapt・・・  ad + apt  「〜に適する」 
→    「〜に適応する」

これは、predictの意味のところでも説明しましたが、仮に知らない単語でも語源を知ることで、意味が推測できるようになります。
どんなに英単語の達人でも無数に英単語を覚えることは不可能です。日本語でさえ知らない単語は多いのですから。しかし、知らない単語を切り捨てるのか、語源から意味を推測できるかでは大きな違いがあります。
英語の試験の際に、キーワードとなる単語の意味が分からなかった場合、語源から推測できて助かることは山ほどあるはずです。

語源とイラストの「イメージ」で記憶に強く定着する

「英単語の語源図鑑」では、1単語につき1つのイラストがついています。

イラストがあることで、単に文字の羅列の単語集より、「記憶のひっかかり」になるので、脳内に単語のイメージが残りやすいと思います。

ただ、イラストといってもどんなものか言葉では伝えにくいのですがあ、販促動画を見つけました。以下の動画を見ていただければ書籍の中のイメージがつかめると思います。

販促動画の説明文を引用いたします。

1単語につき1イラスト! ページをめくるたびに重要単語が頭に飛び込んでくる‼
本書は、「語源」を学び、超効率的に英単語を覚える本です。 「語源」とは、漢字でいう、偏(へん)・旁(つくり)・などにあたるもので、たいていの英単語は、次の3つの「語源」に分解されます。

【例】 injection(注射する)
⇒in(中に;接頭辞)+ject(投げる;語根)+ion(もの;接尾辞)
これらの「語根」「接頭辞」「接尾辞」をまとめて「語源」といいます。

ject(投げる)というイメージがつかめると・・・
・projectは pro(前に)+ject(投げる)⇒映し出す
・rejectは re(後ろに)+ject(投げる)⇒拒絶する
・ejectは e(外に)+ject(投げる)⇒排出する
などなど芋づる式に語彙が広がります。

このように重要単語を語源に沿って分解し、語源の知識と語彙をイラストを見ながら身につけていきます。
一見、遠回りに思われる学習法かもしれませんが、語源の力によって1万語レベルの語彙が身につくことは、すでに語源研究によって実証されています。

 

「英単語の語源図鑑」の内容

「英単語の語源図鑑」の目次の一部と本の中身を紹介します。

また、実際の本の中身を見たい方は、一部になりますが立ち読み版をご覧ください

チェック!「英単語の語源図鑑」の立ち読み版を確認する

目次の一部は以下の囲みの通りです。

「英単語の語源図鑑」の目次
はじめに
語彙がケタ違いに増える「語源」学習法とは?
語源で学ぶ3つの効果
本書の構成

Chapter 1 ・・・ad-(~方へ、~の方を)
1-1 administer/mini=小さい
1-2 advocate/voc, vok, vouch=声、呼ぶ
1-3 admonish/mon=示す、警告する

以下省略

※1-13まであります

Chapter 2・・・con-, com-, co-(共に)
2-1 conform/form=形 54
2-2 contract/tra(ct) =引く
2-3 congress/gre(ss), grad=行く、進む 

以下省略

※2-12まであります

Chapter 3・・・de-(離れて、下に)
3-1 decide/cide, cise=切る
3-2 debate/bat=たたく
3-3 depart/part=分かれる、部分 

以下省略

※3-6まであります

Chapter 4・・・sub-(下に)
4-1 substitute/stitute=立つ
4-2 substance/sta, stat=立つ
4-3 subordinate/ord=順番 など

以下省略

※4-7まであります

Chapter 5・・・sur-, super-(上に、超えて)
5-1 survey/vey, view=見る
5-2 survive/vive=生きる
5-3 surpass/pass, pace=歩く 

以下省略

※5-5まであります

Chapter 6・・・ex-(外に)
6-1 exceed/ceed, cede, cess=行く
6-2 exist/sist=立つ
6-3 expatriate/patri=父 

以下省略

※6-5まであります

Chapter 7・・・pro-, pre-, for-(前に、前で)
7-1 promote/mo(t) / mo(v)=動く
7-2 project/ject, jet=投げる
7-3 prospect/spect=見る 

以下省略

※7-14まであります

Chapter 8・・・re-(再び、元に、後ろに)
8-1 retreat/treat, trait=引く
8-2 restrict/stri(ct), strai(n), stress=引っ張る
8-3 resemble/seem, sem, simil=同じ 

以下省略

※8-9まであります

Chapter 9・・・in-, im-, en-(中に、上に)
9-1 inspire/spir(e)=息をする
9-2 incline/cli(n), cli(m)=傾く
9-3 indigenous/gen=種、生まれる 

以下省略

※9-11まであります

Chapter 10・・・ab-, dis-, se-(分離・否定・反対)
10-1 abuse/use, uti=使う
10-2 abort/ori, orig, origin=生まれる、始まり
10-3 disappear/par, pear=見える 

以下省略

※10-7まであります

Chapter 11・・・un-, im-, in-, a-(否定)
11-1 apathy/path, pass=感じる、痛む
11-2 anonymous/nom, name=名前
11-3 intangible/tact, tang=触れる 

以下省略

※11-8まであります

Chapter 12・・・mono-, uni-, bi-, du-, tri-, multi-(数)
12-1 monotonous/ton, tun=音
12-2 universal/vers(e)=回る、向ける
12-3 biennial/ann(i), enn(i)=年 

以下省略

※12-6まであります

「英単語の語源図鑑」の構成は、上記のようにChapter 1からChapter 12まであります。

そしてChapter 1内の1-1では、語根【mini=小さい】を含む単語を見開き2ページで4つ(minister,minute,diminish,minor)紹介しています。

1冊で103の語源で10,000語レベルが身につくような構成になっています。

ただ、ここは誤解を招きやすい表現ですので、補足をします。

語源を学べば、その力で10,000万語レベルの語彙が身につくということが、すでに語源研究によって実証されているというだけで、「英単語の語源図鑑」に1万語が収録されているわけではありません。

英語をそれなりに学習されてきた方なら、「英単語の語源図鑑」は文字も大きくイラストも多用されているので10,000万語も収録されているわけないと直観ですぐ分かると思います。

しかし、英語の学習をしばらく離れた社会人のやり直しで検討されている方などには誤解を招きやすいと思うので念のためお伝えします。

私も正確に数えたわけではないのですが、収録語彙数は600語ほどになると思います。

その600語の語源を分析することを通じて、単語を語源で理解する力がつくような訓練となっています。

こう書くと、英単語や熟語を覚えるだけで大変なのに、語源まで覚えるのはかなりの負担なのでは?と思われるかもしれません。

確かに学習しだちの段階では、語源を覚えるのに時間が取られたりします。ちょっとの遠回りになるのは事実ですが、その後の英語学習を考えるとかなりリターンの高い学習法だということは、私も実感しています。

ですので、不安はあるかもしれませんが、せっかく語源学習に興味を持たれたのであれば、まずこの1冊を完璧にマスターすることをオススメします。

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