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私なりの英検準1級ライティング対策をご紹介します。

もちろん、英検準1級のライティング対策は、旺文社の『英検準1級ライティング問題』が鉄板の問題集だと思います。

しかし、それだけの対策では、心もとないかもしれません。

そこで実際に自分が短期間で劇的に効果を上げた実践的な学習法も紹介します。

いろいろ英作文の本をつまみ食いしたけど、一切効果がなかった方には、コレ一つに絞った方がいいと自信を持ってオススメできる方法をのちほどお教えいたします。

そもそも英検準1級のライティングはおまけ?

はるか
英検準1級のライティングって後回しでOKって聞いたけど?

ライティングに関しては、多くの受験生が苦手にしています。対策が後手に回っている受験生もいるでしょう。後回しにしたい気持ちは当然でしょう。

私大文系の伝統的な受験英語を経験された方は、語彙力増強をはかって、語句空欄補充や長文の内容一致選択問題で得点を稼ぎ、ライティングに関しては、そこそこ対策をして得点を少し上積みしてお茶を濁すというのも受験戦略だと思います。

しかし、それも2016年より前までの話です。

英語ツウ
2016年の英検リニューアルにより、ライティングの配点が3分の1(約33%)を占めるようになったんだよ。

2016年より前の従来の試験では、リーディングの配点に占める割合は約14%ですので、2倍以上増えています。

合格最低点から考えて、従来であれば、ライティングで0点だとしても他の分野でカバーできれ英検準1級に合格できました。しかし、2016年以降の配点方式だとライティングで0点ですと、他の分野で満点でも合格できなくなりました。

はるか
ライティング対策は、英検準1級の合否を分ける重要な要素となったのね。

 

英検準1級ライティングのポイント
もはや、ライティングは筆記試験のおまけではない!

英検準1級のライティングの試験傾向を知るのにオススメの1冊

まずは、実践的な学習の前に英検準1級のライティングの試験傾向を知ることが大切です。

旺文社の『英検準1級ライティング問題』で試験傾向をしっかり把握するように努めましょう。

英検準1級のライティング対策にオススメの1冊
厳選13問で英作文問題を徹底攻略!
英検準1級の英作文(ライティング)問題に特化した対策書です。

●エッセーについて基礎から学べる!
試験形式と過去問分析、エッセーの構成、エッセーを書く前に考えておくべきことなどを
詳しく解説しています。

●厳選13問に挑戦できる!
オリジナル問題13問を収録。
解答例はAgree/Disagreeの2パターンを掲載しているので、多様な解答パターンを学習できます。

●「時事解説&単語ブック」付き!
出題が予想される時事トピックの解説と語句・フレーズをまとめた別冊付きです。

●音声ダウンロード付き!
練習問題と模擬テストの解答例の音声をダウンロードできます。

●旺文社は英検書書店売上No.1!
日販オープンネットワーク「WIN」約2,700書店調べ(2017年1月-12月の英検書ジャンル売上部数より)

『英検準1級ライティング問題』は、次の3つのChapterから成っています。

・Chapter1 攻略ポイント

・Chapter2 練習問題

・Chapter3 模擬テスト

Chapter1では、攻略のポイントとして、出題傾向やエッセーの書き方を詳しく解説がされいます。

もしからしたら、皆さんが想像する一般的な英作文とはかなり違う問題形式かもしれません。

問題の日本文をカッチリ英訳する問題でもなかれば、思ったこと感じたことを自由に書ける英作文ではなく、与えられたTOPICに対して、自分の主張を展開する必要があります。

与えられたトピックも『小規模で自営の商店と企業は、現代社会で生き残ることができる』というものに対して、YESかNOで答えて、理由をつけて120~150語で自説を主張する必要があります。

はるか
これって、英語で書くのはもちろん、日本語で説得力のある文章を書き上げるのも難しいわ。

そして、Chapter2では、次の分野の10のTOPICについて、練習問題があります。

社会、生活、環境、ビジネス、生活、テクノロジー、社会、教育、社会、インターネット

Chapter3では、仕上げとして3つの模擬テスト(生活、ビジネス、社会)があります。

この1冊をしっかり取り組めば、英検準1級のライティング対策としては十分だと思います。

ただし、皆さんご存知の通りライティングの力は一朝一夕に身につくものではありませんので、英文を書く力が完璧になるものではありません。あくまで英検準1級のライティング対策として、他の受験生に差をつけられない効果が期待できるものと思われます。

ここまでは、英検準1級の一般的なライティング対策だと思います。

次に私が書く力を劇的に伸ばすことができたライティング勉強法を紹介します。

私が劇的に書く力を伸ばした勉強方法

私が劇的に書く力を伸ばした勉強法を紹介する前に前提として、お伝えしたいのは書く力を身につけるためには本当に時間がかかるということです。

本当に高いライティング能力を身につけるための必要な時間は、1年や2年でも足りないと思います。

ただ、英検準1級を目指す方にとって、勉強の範囲はライティングだけではありません。

英語ツウ
英検準1級合格のためには、多少の文法の間違いには目をつぶっても、そこそこ意味の伝わる文章を書ければいいという割り切りが必要です。採点もそこまで厳しくないと言われています。

英検準1級のライティング対策として、定評のある瞬間英作文を勧める人もいます。

もちろん、瞬間英作文で英作文はもちろん、話す力を上げた方も多いと思いますし、素晴らしい学習法だと思います。

しかし、英検準1級のライティングは、エッセーです。「趣味は何ですか?」とか「駅にはどうやって行けば近いか?」などの身の回りのことを表現する文章とは違います。

もっと実践的な勉強として次のものを使うといいでしよう。

英検準1級のライティング対策にオススメの1冊

この1冊が最高です。

はるか
えっ!これ英検2級向けの本よ。それにライティング対策じゃないし。間違いでは?

英語ツウ
いいえ、間違いないです。長文読解のために使うのではなく、全訳から英文を書く訓練に使います。レベル的には英検2級の長文はライティングの手本として最適だと思いますよ。

 

はるか
へえ~、そんな使い方するのね。

英語ツウ
そうなんです。この本のいいところを2つ説明します。

 

おすすめのポイント
①語彙のレベルが平易

②まとまった内容のある文章

はるか
語彙のレベルって平易な方がいいの?

英語ツウ
そうです。まず目指すべきは、公立高校の入試レベルの英文です。

英検準1級の長文の語彙のレベルはかなり高いですが、英検2級の長文は公立高校入試問題の長文よりちょっと難しい程度です。

公立高校入試問題のレベルの英文で、英検準1級のエッセーは十分対応可能です。(一部の語彙はプラスαが必要)

英検準1級の長文レベルより数段落とした素材でライティングの勉強をするのが、オススメです。もちろん、公立高校の入試問題(長文)をテキストとして使ってもいいです。

ただ、②のまとまった内容のある文章という点で、英検2級の長文読解の問題集を使った方がいいです。エッセーに必要とされる多少の知的な要素が含まれています。

はるか
でも英作文の勉強って短文で練習することが多いですよね。

英語ツウ
確かに短文の方が取り組みやすいんだけど、意味の繋がりのない短文をたくさん英訳してもエッセーに必要な文章を構成する力が身につかないんだ。

 

はるか
へえ~、短文の集まりが長文だから短文の練習だけでいいと思ってたわ。

英語ツウ
短い文章をふつうに書ける日本の小学生が、必ずしもまとまった内容のある文章を上手に書けるとは限らないよね。英語も同じだよ。

 

はるか
それでも、英検準1級を目指すのに高校受験レベルの英文が書ければいいって、何かひっかかるわ。

英語ツウ
そう思うなら、今度本屋に行ったら、高校入試対策の長文の問題集を見てきてごらん。それで、全訳(和訳)を読んでみよう。自分の力で英訳するのはまず困難だよ。中学レベルの英語でここまで深い内容を表現できるのかと驚くはずだよ。

 

はるか
言われてみれば、英作文だと、とたんに筆が進まなくなるわ。

英語ツウ
高校入試レベルの英語長文がスラスラ書けるようになれば、日本ではすごい実力者の部類だよ。でも、たしかに知的レベルの面で物足りないのは事実。だから、英検2級の長文読解の問題集を素材にすることを勧めているんだ。

 

ライティングのトレーニングをする時に重要なこと

もし、ライティングのトレーニングが必要と考えるなら、英検2級長文読解問題150がオススメですが、

 

①語彙のレベルが平易

②まとまった内容のある文章

 

この2つの要素を満たしていれば何でもいいと思います。

むしろ、自分が面白いと思える素材を選んだ方が集中して取り組めるはずです。ただし、あくまでゴールを英検準1級に設定しているのであれば、その傾向に近い文章が多いものを選ぶのが賢明です。

 

はるか
ライティングの訓練をするときに気をつけることはあるかしら?

英語ツウ
いい質問だですね。絶対に守って欲しいことを紹介します。


和訳を必ず自分で書いてみる

これは、とても大切なことです。せっかく英作文のテキストを買っても、自分で和訳を書かずに、模範解答を眺めておしまいという学習者は多いです。

 

はるか
わたしのことだわ(笑) 英作文の本を買っても、いちど読んで「こんな表現があるんだわ」と覚えて終わりだわ。

英語ツウ
そこで覚えた表現って実際に使った?

 

はるか
いいえ(苦笑) 

英語ツウ
ライティングがいつまでたっても上達できない人のパターンだよね。ライティングの学習は、読んで納得する受け身の学習だけではダメなんだよ。読めると書けるは大違いだよ。

 

はるか
耳が痛いわ。

 

和訳をするときは、絶対に英文を先に見ない

 

これもライティング学習者がやりがちなことです。自分で和訳を書く前に模範解答の英文を見たくなります。

この誘惑は絶対に跳ねのけましょう。

英語ツウ
先に英文を見た方がラクなのは間違いないのですが、そこを我慢して自分の力だけで英文を作り上げましょう。

 

 

はるか
でも、分からない単語があると、ペンが止まっちゃんです。

英語ツウ
分からない単語は日本語にしてもいいです。例えば、「食料自給は、今日では世界で最も取り扱いが難しい問題の一つです」たいう英文で食料自給を知らないとします。“食糧自給 is one of the most sensitive issues in the world today. ”と分かる部分だけ書き上げましょう。あとで、food self-sufficiencyという単語を覚えればいいです。まずは、大枠を作ることが大事です。

 

はるか
その他にも分からない部分が多かったらどうしましょう?

 

 

英語ツウ
はじめのうちはそんなのこともあるでしょう。最悪、主語Sと動詞Vだけでも決めるようにしてください。

はるか
えっ、主語と動詞だけってさすがに怠け過ぎでは?

 

 

英語ツウ
そうですか? じゃあ「多くの公立学校では、生徒が授業で使う特別な機材や用品を買うだけのお金が予算の中にない」を英訳してみてください。

はるか
えっと、予算がないだから、“There is no money・・・”

 

英語ツウ
いいえ。“Many public schools do not have exta money~ ”という出だしが自然です。なぜか日本人の書く英語はbe動詞を多用しがちです。英文を書く際には、主語と動詞を正しく選ぶのは思いのほか難しいケースが多々ありますよ。

 

はるか
言われてみれば・・・わたし書きなれていないのがバレバレですね (笑)

 

ちなみに、英検2級長文読解問題150で、1つの長文を和訳しようとしたら、はじめのうちは3時間くらいかかると思います。

しかも、ライティングはかなり集中力を要する作業です。

ですので、毎日1日30分ずつ、段落に分けて継続していきましょう。はじめの1ヶ月は、作業の負担のわりに効果が実感できないかもしれませんが、3カ月も続ければ、見違えるような力がつくはずです。

ライティングのポイント
ライティングは、自分で書くことから逃げるな!自身で悩みもがいた経験が血肉となる。

ライティングのまとめ

英検準1級のライティング対策について書いてきましたが、オススメの学習法は、

『英検準1級ライティング問題』 ☞この1冊で英検準1級の傾向をつかむ

『英検2級長文読解問題150』 ☞この1冊で自分で書く訓練をする

もっとやろうとすれば、いくらでもやることはありますが、限られた時間で対策を取る必要があるので、これだけやれば十分合格レベルに達すると思います。

自分で書く訓練は、非常につらい作業ですが、はじめの段階から少しずつ取り組めば、他の受験生に大きく差をつけられるでしょう。

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